無個性なイエスマンを作らないための「アクノリッジメント」」 【スポーツ心理学〜コーチング】
こんばんは
私が、お世話させていただいた、JY(中学生)年代での取り組みについてです。
少年からのJYへの入会者が少なく、チーム内の雰囲気も最初は、あまり良くない年代でしたが、コーチとともに、ある取り組みをスタートさせました。
まず、全員の目標を一致させることからはじめました。
目標というと「県大会に出場する」とか「九州大会へなにがなんでも出場する」というチームの目標設定をとわれますが、そこでは、「結果主義」の目標設定から「経過主義」の目標設定をしたのです。
まず、みんなは、どんな雰囲気で個々がチーム内でプレーをしたいのか?
目標が一致したことは、「良い雰囲気」でサッカーをEnjoyしたいということでした。
そこで、コーチである私たちは、「まず、プレーヤーがグランドに来ても、監督・コーチは、周りで見て、一切何も指示を出さずに、彼らの、問題意識を確認することからアプローチしました。
そして、決して、すぐにうまくいかなくても、仲間を批判せず、トライしたことを必ず誉めよう(認めよう)。」
(自分の意見をなかなか言えない時期がありましたが…)
具体的な言葉としては、
「ナイストライ」 「いいよ、プレーの意図はわかるよ」 「ナイスパス」 「ナイスポジション」 「ナイスコントロール」
このように声をかけられるとプレーヤーは、にやっと笑ったり、今まで、見たことのないプレーが出始めてきました。
(成功体験が、積み重なり始める)
積極的なプレーをしても怒られない。むしろ、プレーしたことをみんなが認めてくれる。
そのことで、プレーヤーたちは、「次も○○○しよう」 「今度は、相手のボールを奪ってやろう」とポジティブな気持ちに変わっていった。
その結果、プレーヤー達は、個々のプレーの意識レベルが上がりはじめ、周囲の状況を自らが把握しながらプレーするようになり、監督・コーチやキャプテンの指示どおりにプレーするというイエスマンは、もはやそこには存在しなかった。
ともすると、コーチたちは、勝った負けたという結果だけを捉えて、誉めたり怒ったりしてしまう。
しかし、「積極的に個々が責任をもってプレーに関わる」という経過を誉め続けることによって、ポジティブな行動をおこさせることができるのでした。
ちなみに、このチーム、それまで試合をすると負けの繰り返しで(新人戦でも、3点リードしながら、1失点すると、チームの雰囲気が悪くなり、5分で4失点して負けるということも…)
しかし、半年で、九州大会に進出するまでに成長しました。
ただ、誉めることも、相手をコントロールすることにもつながりますので、そこの声かけが、少々難しいのですが…。
■子どもへの声のかけ方や接し方
指導は、子どもがわかる適切な言葉で、しかも子供自身が考え論理的に理解できる話し方で行う。
接する態度も重要です。
(OK例)
①誉める場合は「あの状況でよく相手を見ていたね」など、具体的に言葉をかける。
②しかる場合は、「ナイストライだけど失敗したのはどうしてかな」など、まずは、子供のプレーを認める。
③アドバイスする場合は、「インサイドキックは親指を上に向けると足首が固定されるよ」など、できるだけ子どもが簡単に実践できる方法を提示する。
(NG例)
①むやみに大声を出す。(失敗するたびに…)
②「気合いで点を取れ」など、抽象的な指示をする。
③「まずはディレイ(オフェンスなどを遅らせる)させて」など、子どもにとって意味のわからない言葉で話す
④練習内容を一方的に押し付けるだけで、子どもの考えや意見などに耳をかさない
⑤練習場やゲームでのマナーが悪い(子どもは尊敬できない音ない大人の言うことはきかない)
最近、私が意識しているのは、子どもへの声かけで 「○○をがんばったね」
失敗した時も、頭ごなしに結果を批判せずに、「残念だったね」とまず、子どものプレーを認めて、
コーチとしての声かけのアプローチをし、いっしょに考えるスタンスをチャレンジしています。
アクノリッジメント【acknowledgment】認める、承認する、気づいたことを知らせる、同意する
NABE Enjoy Sports Labo.358
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選手の潜在能力を引き出す クリエイティブ・コーチング - ジェリー リンチ, Lynch,Jerry, 豊, 水谷, 欣治, 笈田, 稔, 野老
私が、お世話させていただいた、JY(中学生)年代での取り組みについてです。
少年からのJYへの入会者が少なく、チーム内の雰囲気も最初は、あまり良くない年代でしたが、コーチとともに、ある取り組みをスタートさせました。
まず、全員の目標を一致させることからはじめました。
目標というと「県大会に出場する」とか「九州大会へなにがなんでも出場する」というチームの目標設定をとわれますが、そこでは、「結果主義」の目標設定から「経過主義」の目標設定をしたのです。
まず、みんなは、どんな雰囲気で個々がチーム内でプレーをしたいのか?
目標が一致したことは、「良い雰囲気」でサッカーをEnjoyしたいということでした。
そこで、コーチである私たちは、「まず、プレーヤーがグランドに来ても、監督・コーチは、周りで見て、一切何も指示を出さずに、彼らの、問題意識を確認することからアプローチしました。
そして、決して、すぐにうまくいかなくても、仲間を批判せず、トライしたことを必ず誉めよう(認めよう)。」
(自分の意見をなかなか言えない時期がありましたが…)
具体的な言葉としては、
「ナイストライ」 「いいよ、プレーの意図はわかるよ」 「ナイスパス」 「ナイスポジション」 「ナイスコントロール」
このように声をかけられるとプレーヤーは、にやっと笑ったり、今まで、見たことのないプレーが出始めてきました。
(成功体験が、積み重なり始める)
積極的なプレーをしても怒られない。むしろ、プレーしたことをみんなが認めてくれる。
そのことで、プレーヤーたちは、「次も○○○しよう」 「今度は、相手のボールを奪ってやろう」とポジティブな気持ちに変わっていった。
その結果、プレーヤー達は、個々のプレーの意識レベルが上がりはじめ、周囲の状況を自らが把握しながらプレーするようになり、監督・コーチやキャプテンの指示どおりにプレーするというイエスマンは、もはやそこには存在しなかった。
ともすると、コーチたちは、勝った負けたという結果だけを捉えて、誉めたり怒ったりしてしまう。
しかし、「積極的に個々が責任をもってプレーに関わる」という経過を誉め続けることによって、ポジティブな行動をおこさせることができるのでした。
ちなみに、このチーム、それまで試合をすると負けの繰り返しで(新人戦でも、3点リードしながら、1失点すると、チームの雰囲気が悪くなり、5分で4失点して負けるということも…)
しかし、半年で、九州大会に進出するまでに成長しました。
ただ、誉めることも、相手をコントロールすることにもつながりますので、そこの声かけが、少々難しいのですが…。
■子どもへの声のかけ方や接し方
指導は、子どもがわかる適切な言葉で、しかも子供自身が考え論理的に理解できる話し方で行う。
接する態度も重要です。
(OK例)
①誉める場合は「あの状況でよく相手を見ていたね」など、具体的に言葉をかける。
②しかる場合は、「ナイストライだけど失敗したのはどうしてかな」など、まずは、子供のプレーを認める。
③アドバイスする場合は、「インサイドキックは親指を上に向けると足首が固定されるよ」など、できるだけ子どもが簡単に実践できる方法を提示する。
(NG例)
①むやみに大声を出す。(失敗するたびに…)
②「気合いで点を取れ」など、抽象的な指示をする。
③「まずはディレイ(オフェンスなどを遅らせる)させて」など、子どもにとって意味のわからない言葉で話す
④練習内容を一方的に押し付けるだけで、子どもの考えや意見などに耳をかさない
⑤練習場やゲームでのマナーが悪い(子どもは尊敬できない音ない大人の言うことはきかない)
最近、私が意識しているのは、子どもへの声かけで 「○○をがんばったね」
失敗した時も、頭ごなしに結果を批判せずに、「残念だったね」とまず、子どものプレーを認めて、
コーチとしての声かけのアプローチをし、いっしょに考えるスタンスをチャレンジしています。
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