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zoom RSS 最後に壁をぶち破る選手

<<   作成日時 : 2016/05/26 02:25   >>

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超一流は「他人の評価」なんて全く気にしない
ACミラン本田圭佑に学ぶ「苦境から立ち直る力」

遠藤 友則 氏:ACミラン メディカル・トレーナー


Facebookつながりより シェアさせていただきます。

ACミランのトップチームで今なお本田選手をはじめ世界の超一流選手を支える現役のメディカル・トレーナー・遠藤友則氏。

彼は「最後に壁をぶち破る選手は、物事のとらえ方が違う」と明かします。
周囲の容赦ないバッシングや低い評価から、浮上する方法とは――。

激しいバッシングの中で、どう振る舞うか

サッカー選手には、結果を出せずベンチを温めるときもあれば、
監督の方針に合わずに試合に出られないときもあります。

そんなとき、どのような態度をとるかで、その先の「成功」が変わってきます。

結果が出ないときは、ついつい他人と自分を比較してしまい、
メディアやサポーターからの容赦ないバッシング、
世間からの低い評価こそが自分の「正当な評価」だと思ってしまいます。

そして、マイナス思考に陥ります。

しかし、その世間の評価とは、はたして正当な評価なのでしょうか。

改めて考えてみると、一般的にいわれる「評価」とは、本人が自分自身を評価しているのではなく、
いつだって「他人によるその時点での無責任な評価」であることが多いものです。

たとえば、私たちはしばしば「あの人は運が良い」「あの人は(運を)持ってる」という言い方をします。
ただ、それを言ったからといって、自分のところに「運」がやって来るわけではありません。


ACミランの超一流選手にとって、運は「向こうからやって来るもの」ではなく、「呼び込むもの」です。
「運を呼び込む」とは、どのようなことでしょうか。

それは、可能性を捨てないことです。

今日の試合は先発ではないから準備を適当にする」という若い選手と、
「試合終了のホイッスルが鳴るまでベンチでいつでも試合に出る準備をしている」ベテランでは、
年間に数回しかないチャンスをものにできるかどうかで、確率的に大きな違いが出ます。


試合中、残り5分に選手の脚がつって、交代のチャンスが来るかもしれない。
控えだからと準備をしていなかった選手は、途中出場しても実力の半分も出すことはできないでしょう。

そしてそれがその選手の実力であると判断されてしまいます。
準備のできている選手は、そこで結果をきちんと出します。

元ブラジル代表の一流選手・カカのデビューもそうでした。
一流は、そんなチャンスをキッチリとものにします。

これは、考え方のちょっとした違いだけなのです。

それなのに、数少ないチャンスですごい結果を出す選手を見て、「あいつは運が良いヤツだ」と考えてしまうのは、
あまりにも寂しくありませんか。


一般に評価する人は、そこに至る「プロセス」ではなく、結果だけを見て運が「良かった」「悪かった」と言っているだけです。

華やかな表の部分しか見ていないのです。
これも他人の評価ですから、当然のことなのです。

一流とそうでない者との違いは何か

一流とそうでない者との違いは、能力や技術ではありません。
物事のとらえ方、考え方にもあります。


最後に壁をぶち破る選手のその要因は、物事のとらえ方が7割で、
潜在能力は3割くらいと思っておいてよいでしょう。

読者の中にはこう考える人もいるかもしれません。

「超一流のサッカー選手は飛び抜けた才能を持っていて、物事を考える必要のない選手だっているのではないか」
確かにそれは否定しません。

ずば抜けた身体能力。

大一番でもまったく緊張しない精神力――。それをもともと備えている選手は、もちろんたくさん存在します。

一方で、その価値を使いきれない選手、そして生まれ持った才能が恵まれすぎているために、
若くして選手生活が終わってしまう選手もいます。

ある選手がACミランに加入してすぐのこと、身体能力の高いACミランのFWの選手を見て、
ふとこんな感想をもらしました。

「こんなに身体能力に優れていて、それを使いきれていないなんて『神様は平等だな』と僕は思いますよ」

あなたはこの発言、どういう意味かわかりますか?

アフリカやヨーロッパの選手と比べると筋肉量や跳躍力など、
努力では埋められない差が日本人にはあります。

たしかに、「不平等」と言いたいところです。
しかし、それは肉体的な面だけに目を向けているからにほかなりません。

幸いにもサッカーは、身体能力だけで戦うスポーツではありません。
頭脳を必要とするスポーツです。

ずば抜けた身体能力がなくてもそれ以上のもの、つまり「考える力」や「判断する力」があれば、
まったく引けを取らない選手になれるのです。

彼の発言の真意は、「身体能力がアフリカや欧州の選手のようでないからこそ『考える力』を神様は与えてくれたのだ。自分を卑下して、隣の芝生が青く見えてしょうがないような選手は戦えない。


むしろ自分が持っているものを伸ばすことしか考えない」ということではないでしょうか。
この思考を持っているからこそ、「神様は平等だな」という言葉が出たのでしょう。


他人の評価を意識せず、自分の能力をどのように伸ばすかを考えれば、
ずば抜けた運動能力がないなどということは、問題にはなりません。

かえって運動能力があるためにそれに頼ってしまい、それ以上に向上しようとしないため、
行き詰まってしまう選手はたくさんいるのです。

「考える力」が超一流を作る

実際、「身体能力」という才能しかない選手は、一定の歳までは結果を出しますが、
30歳を過ぎた頃から、限界を感じ始め、すぐに引退を決意します。

逆に、思考力という才能を持ったタイプの選手は30歳を超えてもしっかり活躍し続けていますし、
経験をフルに利用して伸びる選手もいます。

カフー、マルディーニ、ディダ、コスタクルタ……彼らは身体能力以上に「考える力」があったからこそ、
35歳でもバリバリの現役選手でしたし、最後まで超一流の看板を維持していたのです。

そう考えると、結果が出ないときの考え方も変わってきそうです。

他人からの厳しい評価やバッシングの中でも、どうやってそれを切り抜けるかではなく、
そもそも「ピンチ」「チャンス」などとは考えず、課題に気づき、それを克服できるようにやるだけ。

ピンチのときに「もし自分にあれが備わっていればなぁ」とないものを求めて思考停止してしまうのは、
成長の機会を自ら捨ててしまうことになるのです。

本田選手はプライベートのトレーナーを日本から連れて行き、つねにベストの状態を保つことに重きを置いています。

日本選手は、常にベストなコンディションを維持できて初めて強靭な外国人と戦えるということを、
理解しているのでしょう。

これも経験から見いだしたやり方なのかもしれません。

ACミランのような高いレベルの選手が揃っているチームであっても、故障者やケガ人になってしまえば、
ただの選手でしかありません。

大切なのは、合同練習の前後にストレッチングや補強トレーニングを地道に行う。
ケガをしたときは少しでも早く治るように主体的にケガと向き合う。

それができるかどうかです。

チームのトレーナーに頼らず、専属トレーナーを持つことが一般的ではないヨーロッパのサッカー界で、
本田選手が早くから自分の身体をベストに保つことの大切さを理解しているところは、一流といえるでしょう。

信じなければ、そこでゲームオーバー

長くサッカーをやっていればケガもするし、思うようにいかないこともあります。
監督と合わないことだってあります。


そんなときにしっかりと身体と精神をコントロールし、
成功への道を自ら作り、「成功への体験」に変えるのです。


サッカー選手に限らず、ビジネスマンも、負の経験の中で何を持ち帰れるかです。

どんな環境でも、現状を打開するチャンスはいつかやってくると信じなければやっていられませんし、
そう信じなければ、そこでゲームオーバーです。

人は、調子のいいときは自信満々で仕事ができるものですが、思うような仕事をもらえないと、
途端にやる気を失います。

そして、簡単な仕事がおろそかになってしまいます。
これが、結果的に自らチャンスを遠避けてしまうのです。

冷静に内面を見つめれば、逃げている自分を知っている、
「もうひとりの自分」の存在に気がつくはずです。

もうひとりの自分にはどんなにうまい言い訳を使っても、ばれてしまいます。

本当に全力で仕事をしていれば、結果を自分なりに受け入れ、
次のステップに進むしかないことがすべてだとわかるものです。

結果が出なくても、踏ん張って一生懸命に仕事をしている自分をもうひとりの自分が評価してくれれば、
それで十分ではないでしょうか。

反対に自分自身が良い評価をしていないのに、他人から評価される場合は、最終的に崩れるものです。

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『一流の逆境力 ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣』(遠藤 友則著、SBクリエイティブ)。

日本人でありながら、16年にわたりメディカル・トレーナーとしてACミランの黄金期を支え、
世界最高峰のクラブで一流のアスリートたちから絶大な信頼を集める著者が初めて明かす、
「壁を乗り越える法」。


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