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<<   作成日時 : 2015/11/07 21:47   >>

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ライセンスの目的と方向性

青森山田高校サッカー部
監督 黒 田  剛

この世には様々な資格やライセンスが存在する。

中には実用性があり取得に多くの期間や難関試験を要するものもあれば、
数時間の講習で取得できるものまで存在する。

サッカーにおいては10歳以下の子供に体を動かす楽しさを教えるための公認キッズリーダーから始まり、
公認D級、C級、B級、A級、そしてプロ選手を指導することが可能でライセンスの最高峰となる公認S級ライセンスまでがある。


さらには専門的ポジションの育成としてゴールキーパー公認C級、B級、A級まで存在する。


指導に関する知識や教養の幅を広げ、実践クオリティーを上げ、
各カテゴリーにおける専門知識を習得し、指導していくことはとても大切なことである。

また普及や運営面においても、それらの受講料や登録料が各連盟や協会の活動運営資金となり、
『組織の存続』や『底辺の拡大』更には『活動資金の確保』などにおいて重要であることは間違いない。

しかし反面『ライセンスかぶれ』と呼ばれ、資格を保持することのみに意義や価値を見出し、
取得後たいして活かされることもない『眠り続けるライセンス』も多い。

おそらく向学心はあるとは思うが、どちらかと言えば経歴に箔をつけることが優先し、
本来の目的である『選手のため』にはなっていないようだ。

さらには、ライセンス取得後の『活動の場』や『活かす場』が無いという指導者が多く存在するのも問題だろう。


 元来ライセンスの取得は『選手のスキルアップ』や
『子供達の将来』『指導者養成』等に関する専門知識を習得させるとともに、

指導実践の中での発見や改善を繰り返しながら上達、
向上させていくことが目的で実施されているはずである。


従って取得はあくまでも『スタート地点』であり、
日々の鍛錬なくして向上するものではないこと、

選手と共に一つ一つ磨き上げていくものであり、
そこが欠如していたのでは指導できるものなど何もないということである。


取得後のスキルを磨く場が無い、情熱がない、
思うような結果が出せない指導者は、『井の中の評論家』へと変貌するだけだろう。

講習で習得した知識をもとに選手や指導者の『批判や評論』はするが、
自らはしっかり改善、育成できないことが、その典型である。

知識や教養だけで人を教えることはできない。

講習や人のコピーでは習得できない要素、つまり『経験、実績、情熱、愛情、犠牲心、思いやり、向上心、好奇心、行動力、ユーモア』等々、これらの要素はライセンス取得よりも重要で、指導者にとって最も大切なことではないかと私は思う。


『習うより、慣れろ!』の言葉が示すように、
『指導業』というものは、何度も成功と失敗を繰り返しながら洗練されていくのであり、
もちろん選手から学ぶことも多いが、全てはグラウンドの鍛錬から始まるということだ。


 『命を預ける』『将来を委ねる』にも同じ責任が生まれる。

ペーパードライバーの運転に同乗する不安、手術経験のない医師に腹を切られる不安
、現場実績の乏しい指導者に一度の人生を任せる不安などを考えれば、担当する者は、
どれも同じ『自覚と責任』を持つ必要がある。

なぜなら、それは心から必要とする人に対して行う行為だからである。
不安を取り除き期待に応える、それが原点だ。

以上

共感です。

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