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zoom RSS ジュニア年代の戦術指導方法

<<   作成日時 : 2015/08/25 21:01   >>

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すべてが正しいとは考えていませんが…
世界では、どのような考えで… とういことを理解することも… 大切な作業なのかも?


育成年代の話をするうえでよく議論にあがるのは、
戦術はいつから教えれば良いかということです。

今回は、FCBのコンセプトをつくりあげたR・L氏(元FCB 育成統括コーディネーター)の言葉に耳を傾けます。

11歳からは戦術を学ぶための準備期間である

サッカーは集団でプレーしますので、
チームプレーを理解し戦術的にも成熟している必要があります。

そのためには、試合のための準備とシステムとプレースタイルが必要で、これらのことを繰り返しトレーニングし、
完璧に近づけていきます。

通常、これは数種類のプレーを通して学びます。

トレーニングで学ぶべき基本の動きとして、マーク、カバーリング、レプリエゲ※1、
デスドブラミエント※2、デスマルケ※3などがあります。

 戦術の学習は、技術の指導と同様に、システマチックなトレーニングを積み重ねることが必要です。
試合中、選手たちはトレーニングで受けた指導について忘れてしまうこともありますが、
体が覚えるまで繰り返しトレーニングを重ねることで、遅かれ早かれその成果が得られる時がくるでしょう。

 
また、とても大切なことがあります。
確かに子どもたちのフィジカルや技術は大きく成長するものです。

しかし、突然フィジカル的に強くなったり、上手になったりすることは絶対にありません。
一方、戦術については、急に成長することがあり得るのです。

自分自身のプレーについて考えたり、指導者から指導されたり、
そしてチームメイトとの関わり合いによって戦術的に成長することができます。

指導者は、子どもたち自身による成長を考慮し、その手助けをしてあげることが重要です。
子どもたちは、トレーニングでうまくできなかったこと、
監督から課された課題などを、自宅の近所で練習するでしょう。


このプラスの練習は、短い時間で行われるものが好ましく、
選手の年齢に応じたメニューである必要があるでしょう。

子どもたちは、このゲームを兄弟や家族や友達と一緒に行うことが重要です。

※1 ボールを失った場面で、ボールを追わずに素早く自陣に後退し、守備を整えるための動き
※2 チームがドブラーダ(ボールを持っている選手をサポートするために、相手の背後を狙って空いているスペースへ走りながらボールを受ける動き)をし、ボールを失った状況において、動きに関わった選手間でお互いのポジションを交換してプレーする動き
※3 相手のマークを外す動き

練習嫌いになってしまっては上達しない

経験上、サッカーで活躍する子どもたちの多くは、
本当にトレーニングが好きな子どもばかりです。

チームメイトや大人からたくさん褒められることによって、
努力を継続することができます。

プレーが上手にできた時にモチベーションは上がりますし、
他人からの声がさらにやる気を後押ししてくれます。

 
しかし、反対のことも起こりえます。
子どもたちの中には、非常に高い能力を持っているのに上手にプレーすることができない子どももいます。

年齢の割に体の成長が早かったり、手足が極端に長かったりして、
体のバランスが取れない子や、成長が極度に遅い子どもたちが、それに該当します。

指導者は、成長の早い子どもについては、体のバランスがいつ頃整うのかを予測しなければなりません。
また、成長の遅い子についても、その選手がいつ成長期を迎えるのか考慮しつつ、指導することが大切です。

こうした選手たちの多くは、うまくプレーできないとき、チームメイトや大人たちから、
「下手だな」と言われ続けてモチベーションを下げてしまい、練習嫌いになってしまいます。

トレーニング回数が減れば、上達もしません。
成長が感じられなくなることで、さらに練習から気持ちが離れていきます。

トレーニングから遠ざかれば、絶対にうまくならないでしょう。

今まで得てきた経験から、私たちは、指導者や経験の少ない選手たちに、
プレー中に、選手たちが状況を正しく分析できない理由について説明することができます。

たとえば、成功するはずもない難しいシュートをどうして打つのか。
シュートを打てば入るという場面で、味方にパスを出してしまうのはなぜか。

味方がボールをもらえる状況においてレガテ※4をしてしまうのはなぜか。
自陣ゴール前の危険なゾーンでなぜ相手を突破しにかかるのか。


これらの現象が起こる理由は次のようなものです。

・状況を分析する力を十分に養うことができていない。

その原因は、プレー経験が少ないこと、素晴らしい選手のプレーを見ていない、
受けている戦術トレーニングが正しくないということが挙げられます。


・自分の目で局面の情報が掴めていないにもかかわらず、無理にプレーをしようとして失敗していること。

これは過度な緊張が原因となっていることが多い。


・サッカーのルールの理解不足

プレー中に、オフサイドポジションにいることに気づかなかったり、
攻守に渡りインテリジェンスが欠乏したりしている。

・選手自身のテクニック不足。

技術が足りないことで、ボールから目を離せず、状況を確認できなくなってしまう。

※4 ボールを持った選手が、相手を騙し、フェイントやリズムの変化を用いて目の前の相手を突破する動き


選手の年齢やレベルに応じて戦術を学ぶ準備を進める

初歩を学んだ次の段階としてあるべきなのは、戦術を学ぶための準備期間です。

選手の年齢やレベルに応じて戦術を学ぶ準備を進めていきます。
また、トレーニングの前には、その日に実施するトレーニングの内容について戦術的観点からの説明を行うべきでしょう。

 
現代では、ビデオを用いてわかりやすく戦術を指導できます。
しかし、黒板なしに講義をしてはいけません。


黒板を用いて指導者が話をすることで、
選手たちに戦術的観点から動きについて明確な説明をすることが可能となります。

 
基本的な戦術の理解を深めるためには、ピッチ上で手を使って説明することも可能です。
これは、サッカーを始めたばかりで技術が不足している選手に対して、有効な指導方法です。

戦術も、手を使って説明することで、よりわかりやすく指導できます。


もちろん、戦術の理解ができたら、次は足で実際にプレーさせる必要があります。
そうしなければ、練習が単調なものになりかねません。

また、判断、クリエイティブなプレー、試合の中での技術も向上しないでしょう。
手と体の他の場所を一緒に使ったトレーニングも可能です。

戦術的要素が強い場面では手を利用し
、シュートの場面においてはヘディングや足を使うのも1 つの方法です。

 
同様に、壁パス、ドブラーダ※5、パシージョ※6を利用し、攻撃の仕方、プレーシステムについてのトレーニングを行う場合に、守備側の選手が、ボールを奪いにいかないという約束で練習するという方法もあります。

これは、攻撃をする選手が、戦術をより理解しやすくするためです。
理解が深まったタイミングで、守備側がボールを奪いにいくようにします。


しかし、ここで注意しなければならないことは、

受身の練習においては、実際のリズムとかけ離れた状況で行うために、プレーのリズムも下がります。
状況認知、即興力、プレーの予測、創造性を高めることは難しいことを理解しておく必要があります。


※5 ボールを持っている選手をサポートするために、
相手の背後を狙って空いているスペースへ走りながらボールを受ける動き
※6 ドブラーダをすることによって生まれたスペース(パシージョ=通り道)へ侵入する動き


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