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zoom RSS 『選手の成長につながる試合分析』

<<   作成日時 : 2014/11/05 10:58   >>

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ボトムアップ理論を取り入れながら(まだ、たまにトップダウンも混ぜながら)

できるだけ、自分たちでミーティングを通じて、ゲーム分析しようと試みています。
また、毎週火曜日は、自分たちで考えた課題に対しての練習に、コーチがアレンジしながら…

シンクロコーチングしながら… ある時は、デモンストレーションしながら…
時間はかかりますが、少しづつ TRY!

ゲーム分析のコンセプトは、事前に伝えながら実践しています。
それでも、TR中に違う問題が起きたり…

そこで、どう問題解決するかを… また… その場で考えたりということで。
モチベーションの差は、ないのですが…

ということで、気になるというか? タイムリーな記事があったのでシェアさせていただきます。

ご参考までに…

『選手の成長につながる試合分析』

サッカーは経験を積み重ねてうまくなるスポーツ。
経験を生かさなければ、成長にはつながりません。

試合で見えた改題をいかに練習へフィードバックし、
選手のステップアップにつなげられるかが大切となります。

■ 年齢に合った分析を

 サッカーとは非常に偶発的な要素が多いスポーツ。

以前、ドイツの統計学教授ローランド・ルス氏は、
ある講演で「サッカーの試合では3タッチに1回は偶然性のあるプレーが生じる」と話していました。

事前にどれだけ入念にミーティングをしてもすべてを予定どおりに行うことはできません。
だからといって、勝手気ままにその場しのぎのプレーばかりをしていいわけではありません。

偶然性が多いからこそ、ミスの可能性を下げるための「技術」

起こりうる状況に瞬時に対処するための「戦術理解」

イメージした動きを実現するための「フィットネス」、

あらゆるプレッシャー下でも最適な判断が下せるための「メンタル」を身につけることが重要になります。

人の成長には経験の積み重ねが大切です。
そして必要な経験とは誰かに与えられた選択肢ではなく、
自分からチャレンジすることで会得した感覚。


みなさんもご存知のとおり、
サッカーにおいては実戦の場である試合をとおして学ぶことは非常に大きいです。

ただ試合を繰り返していけばいいわけではありません。
しっかりと振り返り、「何ができて、何ができなかったか」というフィードバックがなければ、
経験を足し算していくことはできないでしょう。


どのように試合を分析し、フィードバックを行うのが有効でしょうか。

試合分析を行う上で、特に育成年代の指導者は選手の年齢に応じた視点を持たなければなりません。

8歳の子どもがするサッカーと18歳のサッカーを同じ視点から見ることはできず、
選手の成長過程を無視した要求は、子どもたちの発展への妨げにしかならないのです。

例えば、小学校低学年のチームであれば、
大まかな形でトラップ、ドリブル、パス、シュートという基本技術に取り組み、
少しずつその精度を高めていく。

ボールを取ったら広がってパスコースをつくる、ボールを前に運んだら押し上げる、
という基本的な戦術を、簡単な形で理解していくことが要求されます。

そのため試合後の分析もシンプルな形で行われることが望ましいです。

まずはその試合でできた点を褒め、できなかったことから課題を1点だけ取り出し、
それを練習に落とし込みます。

あれもこれもやろうとしても一度に習得することはできません。


少し話はずれますが、小さいうちは勝負にこだわらずに試合を楽しむだけに、という話も聞きます。
サッカーを楽しむ気持ちを大切にするのは非常に大事なこと。

ただそれと勝負にこだわらないというのは相反するものでしょうか。
子どもというのは他の子と競争したがります。

勝ち負けをつけることも成長する上で大事なことなのです。
勝ったらうれしいし、負けたら悔しい。点を取りたい、みんなで勝ちたいという思いがあるからこそ楽しいし、
負けた悔しさがあるから次は勝てるように頑張ろうと思うはずです。


問題は勝負にこだわりすぎる大人が結果を優先したサッカーを強要するから起きるのではないでしょうか。

ミスをしない安全第一のプレーで勝ったとしても継続的な成長にはつながりません。

ヨーロッパではミスをしたことを責めるよりも、
チャレンジしたその気概を褒める懐の広さが大切だと考えられています。


その上で、どうすればより良いプレーをすることができたかというヒントを与えて、
成長を促す方が健全な取り組みだといえるでしょう。

そして指導者が伝えなければならないのは、結果そのものに一喜一憂するだけではなく、
勝ったとき、負けたとき、それぞれの立ち振る舞い方が大切だということです。

勝っても負けても相手チームへのリスペクトを忘れない。
そのことを理解する心を子どもたちはしっかりと持っているのです
から。

■ 『個』を考えるドイツ流分析方法

小学生高学年になるとより詳細な分析が求められます。

選手は一通りの技術を身につけた上で、
試合時のプレッシャー下でも判断力をともなったプレーができているかがポイントになり、
特に個人戦術習得が重要なテーマになります。


守備では1対1でのポジショニング、体の向き、間合い、奪いに行くタイミングが上手く取れているかどうか。
そしてマークすべき相手の位置・ボールを持っているかいないかに応じた守り方ができているか。


攻撃時には状況に応じて運ぶドリブルと突破のドリブル
つなぐパスと勝負のパスとの使い分けができているかどうかなどが大切になってきます。



では実際に試合において選手のどういったプレーを注意して見るべきか。


ドイツのトレセンスタッフによるタレント視察のための試合分析ポイント

A.テクニック

・プレーの正確性、コース、スピード
・プレッシャーの中での精度
・意図を持ったプレー
・基本技術のレベル(ドリブル、パス、シュート、フェイント、ヘディング)

B.ボールを持った時の創造性

・両足が使えているか
・プレーインテリジェンス(状況にあった判断・決断力)
・相手の動きを予測した読み
・相手選手を驚かすアイディア

C.戦術理解

・オフザボールの動き(身体の向き、ポジショニング、スペースに走るコースとスピード、タイミング)
・ボールを持った時の動き(ポジショニング、ボールの置き方、運び方、パスのコースとスピード、タイミング)
・攻守の切り替え(すぐに次の状況に対応できているか)

D.フィットネス
・瞬発力、加速力、ジャンプ力
・器用な身体の使い方
・しなやかな身のこなし

その他

コミニュケーション(ポジティブなジェスチャー、姿勢)
・自信、モチベーション、『勝とう』という意志
・リスクチャレンジ
・積極性と冷静さ



ドイツサッカー協会は、育成層指導での大事なポイント

インディビデュアルジールング(個性化=個を磨く)

ディファレンツィールング(他との違いを探す=自分を見つける)

オプティミールング(最適化)
の3点を挙げています。


個性というのはすべての子どもたちが持っているものです。
それぞれに特徴があり、そこで生じる違いはマイナスではありません。
分析においてもこの点は考慮されるべきです。

チェック項目すべてを、すべての選手に適応させる必要があるわけではありません。

一方面からだけではなく、多面的な視点で観察することでそれぞれの選手に必要な要素を見つけだし、
それを練習に反映させていくことが大切
だと考えられています。

それぞれが個別練習を行うということではなく、
それぞれの選手に合った声かけや指摘、
ヒントの与え方を考え、
サポートをしていく姿勢が長期的な視野で見たときに大きなサポートとなるはずです。

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