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zoom RSS 本田圭佑も陥っている!?ポジティブ思考の落とし穴

<<   作成日時 : 2014/06/15 21:15   >>

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浦和レッズと清水エスパルスの試合を例に挙げ、実際にネガティブな意味付けがどのような影響を与えるのかを…

そこから解き放たれて外側の出来事に揺らがずとらわれずな状態になるためには、
言葉、表情、態度、思考という4つの要素を自ら選択し意識するライフスキルを備え、
内なる動機を引き出すことが大切ということ。


■ネガティブな意味付けとの付き合い方

では、このようなライフスキルをうまく使えない大多数の人は、ネガティブな意味付けとどのように付き合って生活しているのでしょうか? スポーツドクターの辻秀一氏は、次のように説明しています。

「ライフスキルが低く内なる動機を引き出せない人は、認知の脳を使って4つの方法でネガティブな意味づけから心を切り替えようとします。

そのひとつは外界を変えること。

たとえば雨が降っていたら、『やまないかなあ』、嫌な人がいたら『あいつ早くどっか行かないかな』、嫌いな会議に出たときは『早く終わらないかな』と、外界を変えることを脳が考えるんです。

だけど、これらの外界は変えられない。だから結局は、脳がネガティブな意味付けにとらわれたまま、フローは起こりにくいです」


どうにもならない外界要因に、ただただイライラし続け、そしてノンフロー状態になって力を発揮できない。いかがでしょうか? 過去の自分の習慣を振り返り、思い当たるところはありますか? 

そして、次の2つ目の方法は、誰もがよくやっていることかもしれません。


「認知の脳は行動の内容が大事なので、何らかの行動をとって気分を切り替えようとします。
たとえばメシを食うとか、寝るとか、温泉に行って、飲みに行って、タバコ吸って、テレビを見て、何かの行動で気分を変えようとするんですね。


だけど行動に関しても、いつでも変えられるとは限らない。
制限や限界はありますからね。いつもこれをやっている人は、フロー化が起こりにくいです」


試合中に温泉に行くわけにはいきませんし、行動にはさまざまな制限があります。
ご飯を食べてストレス解消する人も多いと思いますが、一日に数回しか使えない方法です。

また、やりすぎると体型や健康に悪影響を及ぼすかもしれません。
思い当たるフシはたくさんあるのではないでしょうか。


「3つ目の方法ですが、多くの人は、自分の気分が“ノンフロー”になっている要因が、出来事や他人にあるということ自体をやめようとするので、“気にしないように”と考えるようになります。

点数なんて気にするな、こいつがいるのを気にするな、グラウンドが悪いことなんか気にするな、とか。
それってじつは、めちゃくちゃ気にしているんです。

気にしないと考えるのは、気にしていることと同じなので、全然フロー化が起こらないんです。
そういう人にはゾーンもやって来ないです」


■ポジティブ思考の落とし穴とは?

そして4つ目。この方法を実践するタイプの人も、多いのではないでしょうか。

「最後に、いちばんみんながよくやるやり方ですが、人間は意味付けをして生きているので、その意味付けを、無理やりプラスに変えようとします。

プラス思考やポジティブシンキング。これは大流行していますが、最新のスポーツ心理学では、むしろ限界があると言われています。

たとえばイチロー選手や吉田沙保里選手は、ポジティブシンキングを一切しませんが、本田(圭佑)選手は自身にプラス思考を強いている感じがします。

雨が降っているおかげで水が飲めるから、雨は良いことだとか、怪我をしてもチャンスと思えとか。
いや、怪我はそもそも怪我なのに、チャンスとして上書きして、無理やり良い意味付けをしているわけです。

そのままだと、どこかで苦しくなるはず。
もちろん、ケガをしたことで生まれた時間を筋力トレーニングに使ったり、チャンスに変えることはあるんですけど、ケガしたこと自体をチャンスと思い込もうとするのは、かなり難しいですよ。


どこかで自分にウソをつくことになるし、エネルギーを使わなきゃいけない。
だからプラス思考をしている人は、疲れて、しんどくなってくるんです。


実はネガティブ思考とプラス思考は、僕からすれば同じです。
意味付けにまみれていて、意味の付け方が違うだけ。外にとらわれているのは変わらない。


松岡修造さんは、『俺が現役のときは、3秒は長い! 3秒あれば充分なんだ!』と自分に気合を入れるイメージだったそうですが、プラス思考はウソがあるから気合が必要なんです。

本当は『3秒は短い』と思っているのに、『長い』と上書き保存して、ウソをついて自分をだますから気合が必要なわけで。
プラス思考は疲れるんです。


そこには、残り時間が3秒という単なる状況があるだけで、そのために何をしなきゃいけないと戦略を考えるのは認知の力。

ただし、それには“やばい”とか、勝手な意味付けもくっついてくるから、そういう外発的なものとは違うところに内なる動機を持ち、心を解き放つライフスキルを持っておく。


この両方を兼ね備えることがすごく重要なんです。
イチロー選手にしろ、吉田沙保里選手にしろ、そういう人は安定したパフォーマンスを出します」


自分が意味付けをしていることに気づき解き放たれれば、ネガティブでもポジティブでもなくなるということでしょうか。

「そういうことです。そのほうが自分の力が出ます。
イチロー選手はいつもそれをやろうとしているけど、元々言い始めたのは宮本武蔵で、彼の五輪書の中では、何をやるのかという戦略を考えるのはとても大事だと。


しかし、それを考えすぎると、人間は揺らいだり、とらわれたりする。だから人間は心の状態を整えるために、
心を作ることも意識しないと天下無双にはならない。そう言っているんです」


イチロー選手や吉田沙保里選手の他にも、辻氏が考えるライフスキルの高いスポーツ選手には、ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手も挙げられるそうです。


「金メダルどうこう以前に、どんな競技大会でも自分のプログラムをやり切ることを大事にしているとか、いろいろな人に応援してもらっていつもありがたいとか。

羽生選手のライフスキルは非常に高いですよ。

彼が拠点としているカナダは、メンタルトレーニングが盛んですし。
おもしろいのは、彼には気づきの力があること。インタビューで、“ショートプログラムが終わった後、フリーの演技をするまでにどんなことを意識していたんですか?”と聞かれたら、


“ショートで1位になって、フリーの演技を1位で迎えるので、金メダルを取らなきゃいけないとか、意識しないように、金メダルを考えないようにと思ってやりました…” 

普通の人はそこで終わり。ところが羽生選手は続けて、“…でも、金メダルのことを気にしないって言ってること自体が、いちばん気にしちゃってるんですけどね〜、ははっ”と、最後に笑ってたんですよ。

これはライフスキルの高い人にしか言えない。」


サッカー日本代表が臨むブラジルワールドカップでも、このようなコメントは聞かれるのでしょうか?

頑張れニッポン!

Enjoyサッカー なべ 勇気を持って! 仲間を信じて!

■ゾーンに簡単に入れるわけがない!

「基本的に、ゾーンには入ろうと思って入れるものではないです。
以前、報道ステーションという番組で、松岡修造さんと一緒にレスリングの吉田沙保里選手のインタビューに行きましたが、そのとき修造さんは『ゾーンを目指して必死にメンタルトレーニングをやった』と言っていました。


そうしたら吉田選手はこう答えたんです。
『修造さん、ゾーンに入ろうとするから、ダメなんですよ』と。

まさにその通りで、ゾーンは入ろうとして入れるものではないです。
ボールが止まって見えるような、一生に何回あるかという現象を、安易に求めても無理です。

ゾーンは究極のメンタリティーですから、それを求めすぎたり、とらわれすぎたりすると、
逆にゾーンから遠ざかります」

ゾーンは偶然性が高く、それを意識してコントロールするのが難しい。そうではなく、ゾーンがやって来るように、日頃から心にエントリーをして心創りをしておくこと。そのマネージメントこそが大切であると辻氏は言います。

「意識するべきは、ゾーンの手前の“フロー”という心の状態を作ることです。
揺らがず、とらわれず、流れがあり、集中とリラックスが同時に行われているような、
一言で言えば“余裕”や“ごきげん”な状態。

それがフローです。自分の心をフローの状態に切り替える脳の習慣を持っておき、
ゾーンがやってくる可能性がある。その状態を作り出すことが…

ゾーンの準備段階である、フローの状態。心がスムーズに流れている“ごきげん”を、いかに作り出すか?

■フロー状態を邪魔する“意味付け”

人間は、第一の脳の機能として“認知”があり、次のような要素と結びついているそうです。

・環境
・出来事
・他人


「環境というのは、たとえば天気やホーム&アウェーといったもの。

出来事は、周りの雰囲気や試合の展開など。

そして他人とは、相手選手やコーチ、チームメートのこと。


この3つの要素と、僕らの認知の脳は接着して『なにをやるべきか?』を常に判断しています。
こうやって僕の話を聞いているあなたも、メモる、メモらない、うなずく、うなずかない、
笑う、笑わないと反応していますよね。

人間はこういう認知に長けていて、スポーツができる人はまさにこの認知の脳が発達しているわけです」


シュートを打つべきか、パスをするべきか、ドリブルをするべきか。
キックならば、どの足をどうやって動かすべきか。
認知の脳はこれらを判断し、スポーツの技能や戦術を高めてくれます。ところが…


「認知には厄介なこともあります。
つまり、人間は環境、出来事、他人に対して勝手に独自の“意味付け”を起こすんです。

たとえば試合時間が残り3分を切って、サッカーで3点差で負けていたら、どんな意味がつきますか?
 『ヤバい!』という意味がつきますよね。

しかし、それは脳が作った単なる“意味”なんです。
『相手が強い』と言うけど、本当は、“強い”なんてチームは世の中に存在しないんですよ。

あのチームが強いと、意味をつけているチームがあるんです。
『苦手』という相手も存在しない。誰かが“苦手”という意味をつけています。


『あの審判が嫌い』と言うけど、“嫌い”なんて審判は存在しない。
魔物がひそんでいるオリンピックも存在しないし、魔物がひそんでいるロスタイムもない。

僕らは意味付けに支配されて、自分の心の機嫌を悪くしているんです」


オリンピック3大会連続の金メダル、そして世界選手権の14連覇を果たしたレスリングの吉田沙保里選手。
常に安定したパフォーマンスを出せる“フロー”の心がなければ、このような結果は出せません。


「吉田選手が世界選手権で負けそうになったとき、残り3秒で逆転勝ちをした試合があるんです。
松岡修造さんが『ああいうとき、焦ったりしないんですか?』と聞いたら、


吉田選手は逆に『みんな焦るんですか?』と聞き返してきて、『普通は焦るじゃん』と。

だけど吉田選手は、

『ただ一生懸命にやっていればいつも一緒で、それが楽しいんじゃないですか』

『今に生きるということだけを意識していればそれでいい』

『すべきことにだけ全力を注ぐしかないです』と」



3秒は短い。3点差は厳しい。雨はイヤだ。晴れは気持ちがいい。
人間は自分たちが作った意味にまみれて生きています。

ところが動物はそうはなりません。残り3分で3点差をつけられていても、犬は変わらず駆け回るだけで、『ヤバい』と意味を付けるのは人間だけと辻氏は言います。


「ただ、僕が言いたいのは『意味付けをやめろ』ということではないんです。
自分が意味を付けていることに気づくこと。

自分の“揺らぎ”や“とらわれ”は、自分自身が勝手に作り出していることだと、“気づく力”が重要なのです」


良い意味付けはそのまま放っておけばいい。
しかし、ネガティブな意味付けから影響を受ける可能性がある。

人間はそういう生き物なのだと知っておくこと。
それだけで脳はスッキリと楽になり、フローの状態へと近づきます。


ドログバは、きっと、嫌な存在だったのでしょう。
でも… 考え方によっては…?

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