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zoom RSS 「ディフェンスは腰を落とせ!」は間違いだった

<<   作成日時 : 2014/05/22 00:04   >>

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■ディフェンスがうまい選手は腰を高く保ったまま

「相手の目前でグッと腰を落としてしまうと、両脚の筋力で全体重を支えることになってしまうので、
両脚が地面についてしまいます。そのような状態だと相手の動きに対して身体がついていかず、
なんとか頑張っても足先だけの対応になり、相手の素早い動きについていきづらくなってしまうのです」


鬼木さんはご自身で編集されたという数々の映像を見せてくれました。
確かにそのなかの日本人選手たちは、“常識”とされているとおり、

しっかり腰を落としながらディフェンスをしていましたが、その直後の相手の素早い動きに後手を踏み、
翻弄されてしまうシーンもありました。


これに対し、「ディフェンスがうまい選手」として抽出された外国人選手たちの対応は異なっていたのです。
1対1のディフェンスのときに、背筋を伸ばし、球際のギリギリまで腰を高い位置に保ったまま対応し、
さらに相手の左右の揺さぶりにも素早く対応できていたのです。


「もっともディフェンスがうまい」と絶賛するチアゴ・シウバの守備も背筋がピンと伸びていて、
背中を屈めるような守備をしていません。


これは一体どういうことでしょうか。
この説明するためには、「骨盤」と「重心」の関係を理解する必要があります。


日本人の骨盤は欧米人に比べて後傾していると言われています。
骨盤が後傾していると、同時に身体の重心も後ろへいくことになります。


重心が後ろへ行ってしまうので、身体は自然と平衡感覚を保とうとして背中を丸めて前へ屈もうとします。
これが典型的な猫背です。


猫背の姿勢というのは骨盤が後傾している状態を指し、腰を落としたときに上半身が両脚の上に乗っかっている状態なので、素早い動きをする妨げになります。


そして肌感覚としてわかると思いますが、日本人には猫背の人がとても多いのです。

一方で欧米人にはお年寄りでも猫背の人はまずいません。
「日本人のお年寄りは杖を前につきますが、欧米人のお年寄りは杖を横につきます」。


陸上競技の黒人選手のお尻が突き出たような姿勢を想像してもらうとわかりやすいでしょう。
あの姿が骨盤をかなり前傾した状態です。

骨盤が前傾していると、同時に身体の重心が前にいきやすいというメリットがあります。


「欧米人の骨格構造はそのようになっているので、お腹の辺りにある重心が前へ前へといきながら、
その後追いとして両脚がついてくる、というイメージで運動ができているんです。


だから、1対1の守備の局面でも、ディフェンスのうまい欧米の選手たちは、背筋をピンと伸ばしながら、
お腹の辺りにある重心を前へ移動させるように相手に近づいていき、
身体の重心を相手にぶつけるようにタックルができる。

だからボールを奪えるケースが多くなるんです」


あくまで両脚は、身体の重心の移動に後追いでついてくるだけ。
つまり、両脚はいつでも動けるようにフリーな状態になっているのです。


「だから相手の揺さぶりに対しても素早く反応して動くことができるのです。
さらに、背筋がピンと伸びているから身体を大きく見せることもでき、
球際では相手に『抜きようがない』といった威圧感も与えることができます。


また、欧米の一流選手ともなると相手と並走しながら身体の重心を相手にくっつけるようにして、
最後に片足を相手に滑り込ませるようにして行うタックル――『ポークタックル』がとてもうまいのですが、
これを日本人選手はあまりしません」


日本人にはそれができない骨格構造的な理由があるからかもしれません。
ただし、日本人選手も欧米人選手のような、良い姿勢での1対1の守備ができているケースがあると…。


「相手が自分よりも格下のときには精神的に余裕があるからか、両脚に過度の負担をかけることなく、
無意識的に背筋が伸びた良い姿勢で、重心から近づきながらボールを奪えているケースがあります。


逆に言うと、欧米人の守備のうまい選手でも相手が格上の場合だと力んでしまって腰が落ち、
姿勢が悪い状態で1対1の守備をしている場合もあります。


先日、スペインの現場を視察に行ってきたのですが、バルセロナと対峙したエスパニョールの選手たちがまさにそうでした。一方で、躍進するアトレチコ・マドリ―の選手たちはバルセロナ相手にも臆しておらず、むしろバルセロナの選手たちが1対1の局面で身体が力んでいる様子がうかがえたのは興味深かったです」


「曲げる筋肉は強くない。伸ばす筋肉のほうが強い」


身体を縮こまらせ、まるで力んだような姿勢で1対1の守備をする多くの日本人選手は、
強くないはずの“曲げる筋肉”を使って懸命に守備を頑張っている。


一方、欧米人選手は、背筋をピンと伸ばした姿勢が象徴するように、
もともと強いと言われる“伸ばす筋肉”を使いながら守備をしている――。


だとすれば、両者にはもはや埋めがたい大きな差があるように思えます。
おまけに日本人は本来的に骨盤が後傾していて猫背も多いという現実もある。


■大切なのは、体重移動ではなく重心移動

「普段のトレーニングや日常生活から姿勢をよくすることを意識すれば、重心が前へいきやすくなるので、
必ず世界は変わっていきます」


子どもたちにネイマール選手やイニエスタ選手の映像を見せて姿勢の良さを意識させているそうです。
また 、日本人選手でいえば、遠藤保仁選手、柴崎岳選手、柿谷曜一朗選手、南野拓実選手らの姿勢は良いという評価をしています。


たとえば、遠藤選手はボールをコントロールするときに、ボールを足先だけで扱おうとせずに、必ず身体の中心(重心)でボールをコントロールします。だからボールコントロールがブレることがありません。


「ボールを扱うのも、ボールを奪うのも、もともとの考え方のベースは同じなので分けて考える必要はありません。ボールを重心で扱うことが重要なんです」


1対1の守備をする際もボールを重心で扱う、という観点で考えればいいのです。
ボールにアプローチに行ったとき、決して足先だけで奪おうとせずに、背筋を伸ばしながら、
相手のボールに身体の重心を寄せるようにして近づき、相手の直前でピタリと止まって対応する。

この感覚をわかりやすく子どもたちに伝えるときに「背中で止まる」という表現を使っています。


■ディフェンスがうまい選手は腰を高く保ったまま

「相手の目前でグッと腰を落としてしまうと、両脚の筋力で全体重を支えることになってしまうので、
両脚が地面についてしまいます。

そのような状態だと相手の動きに対して身体がついていかず、なんとか頑張っても足先だけの対応になり、
相手の素早い動きについていきづらくなってしまうのです」

日本人選手たちは、“常識”とされているとおり、しっかり腰を落としながらディフェンスをしていましたが、
その直後の相手の素早い動きに後手を踏み、翻弄されてしまうシーンもありました。


これに対し、「ディフェンスがうまい選手」として抽出された外国人選手たちの対応は異なっていたのです。
1対1のディフェンスのときに、背筋を伸ばし、球際のギリギリまで腰を高い位置に保ったまま対応し、
さらに相手の左右の揺さぶりにも素早く対応できていたのです。


「もっともディフェンスがうまい」と絶賛するチアゴ・シウバの守備も背筋がピンと伸びていて、背中を屈めるような守備をしていません。
これは一体どういうことでしょうか。


この説明するためには、「骨盤」と「重心」の関係を理解する必要があります。


日本人の骨盤は欧米人に比べて後傾していると言われています。
骨盤が後傾していると、同時に身体の重心も後ろへいくことになります。


重心が後ろへ行ってしまうので、身体は自然と平衡感覚を保とうとして背中を丸めて前へ屈もうとします。
これが典型的な猫背です。


猫背の姿勢というのは骨盤が後傾している状態を指し、腰を落としたときに上半身が両脚の上に乗っかっている状態なので、素早い動きをする妨げになります。

そして肌感覚としてわかると思いますが、日本人には猫背の人がとても多いのです。


一方で欧米人にはお年寄りでも猫背の人はまずいません。
「日本人のお年寄りは杖を前につきますが、欧米人のお年寄りは杖を横につきます」。

陸上競技の黒人選手のお尻が突き出たような姿勢を想像してもらうとわかりやすいでしょう。
あの姿が骨盤をかなり前傾した状態です。


骨盤が前傾していると、同時に身体の重心が前にいきやすいというメリットがあります。


「欧米人の骨格構造はそのようになっているので、お腹の辺りにある重心が前へ前へといきながら、
その後追いとして両脚がついてくる、というイメージで運動ができているんです。

だから、1対1の守備の局面でも、ディフェンスのうまい欧米の選手たちは、背筋をピンと伸ばしながら、
お腹の辺りにある重心を前へ移動させるように相手に近づいていき、
身体の重心を相手にぶつけるようにタックルができる。だからボールを奪えるケースが多くなるんです」


あくまで両脚は、身体の重心の移動に後追いでついてくるだけ。
つまり、両脚はいつでも動けるようにフリーな状態になっているのです。

「だから相手の揺さぶりに対しても素早く反応して動くことができるのです。

さらに、背筋がピンと伸びているから身体を大きく見せることもでき、球際では相手に『抜きようがない』といった威圧感も与えることができます。


また、欧米の一流選手ともなると相手と並走しながら身体の重心を相手にくっつけるようにして、
最後に片足を相手に滑り込ませるようにして行うタックル――

『ポークタックル』がとてもうまいのですが、これを日本人選手はあまりしません」


日本人にはそれができない骨格構造的な理由があるからかもしれません。
ただし、日本人選手も欧米人選手のような、良い姿勢での1対1の守備ができているケースがあると。


「相手が自分よりも格下のときには精神的に余裕があるからか、両脚に過度の負担をかけることなく、
無意識的に背筋が伸びた良い姿勢で、重心から近づきながらボールを奪えているケースがあります。


逆に言うと、欧米人の守備のうまい選手でも相手が格上の場合だと力んでしまって腰が落ち、
姿勢が悪い状態で1対1の守備をしている場合もあります。

「曲げる筋肉は強くない。伸ばす筋肉のほうが強い」

身体を縮こまらせ、まるで力んだような姿勢で1対1の守備をする多くの日本人選手は、強くないはずの“曲げる筋肉”を使って懸命に守備を頑張っている。

一方、欧米人選手は、背筋をピンと伸ばした姿勢が象徴するように、もともと強いと言われる“伸ばす筋肉”を使いながら守備をしている。


だとすれば、両者にはもはや埋めがたい大きな差があるように思えます。
おまけに日本人は本来的に骨盤が後傾していて猫背も多いという現実もある。


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