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zoom RSS スペイン代表を変えた男!

<<   作成日時 : 2014/02/08 07:19   >>

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2/1、元スペイン代表監督のルイス アラゴネス氏が他界しました。



75才だったそうです。

さまざまなチームを渡り歩き、失敗をたくさん経験してきた名将は、

「職人」という印象がありました。



ピッチでは、いつでもジャージ姿。

ぼくがスペインに住んでいた頃ですから、20年ほど前のことになりますが、

リーガ・エスパニョーラの選手たちが新聞のアンケートに応え、

その結果が掲載されて驚いたことがあります。



「好きな監督は?」



ダントツの一番人気が、

当時バレンシアの監督だったルイス アラゴネス氏でした。

当時から、老け顔のモチベーターは、

さすがに直接ではなかったと思いますが、選手たちから親しみを込めて、



「アブエロ(お爺ちゃん)」と言われていました。







少しアラゴネス語録を紹介しましょう。



「君たちに言いたいことがある。今日の試合で俺たちは負けた。

だが、次の試合には勝つ。

もう一つ言っておくことがある。誰一人としてホテルにこもらないで欲しい。

外に飛び出して、一杯ひっかけてこい!」

(アトレティコ マドリード監督時代、アウェーのラス・パルマス戦で3−0で負けた後の言葉)





「私が監督をやりたい一番の理由は、ピッチを踏みしめた時の何とも言えない芝の香しいにおいに惹かれるからなんだよ」





「私のあだ名は、sabio(賢者)よりもZapatones(大きなブーツ)だ。だって私は何も知らない人間だからね」





「ブラジル代表のカナリヤのような呼び名をスペイン代表にもつけてもらいたい。できることならLa roja(赤)がいい・・・」





以降、スペイン代表の代名詞はLa roja(ラ ロハ)、赤になってます。

スペインの知人の話によるとアラゴネス監督以前のスペイン代表は、

La furia roja(猛々しい赤)という愛称があって、

身体の大きい選手がまさに猛々しく戦うというイメージだったとか。



つまり、アラゴネス氏こそがスペイン代表の印象を大変身させるキッカケを作った、

と言って間違いないと思います。





そして、なにより代表監督としての大きな功績は、

2008・ヨーロッパ選手権の優勝もさることながら、

スペインの英雄とも言えるラウールを外して、

代表チームのヒエラルキーを一変させたことです。



そう、バルサのチャビを司令塔に任命したことでしょう。

当時、デコの影に隠れバルサの中でも重要視されていなかったチャビの大抜擢は、

チャビの人生のみならず、

スペイン代表、いや世界のサッカーシーンにも多大な影響を与えたはずです。



小柄な中盤の選手たちが、見事なインタラクションで世界を魅了した。

固定観念に囚われずに、

常にフットボールの現実を見続けようとするアブエロ(お爺ちゃん)・ルイス アラゴネス氏の

生き様を見せつけられた気がしました。





突然ですが、皆さんは「TED」という言葉をご存知ですか?

世界の叡智が行うカンファレンスのことで、

ネット上でさまざまな専門分野の人たちのプレゼンテーションを見ることができます。

監督の勉強に役立つかなと思い、ぼくもよく見ています。



最近、特に興味を持ったのが、

ケン・ロビンソン氏がピックアップした10の教育に関するプレゼン。

http://www.ted.com/playlists/124/ken_robinson_10_talks_on_educ.html



その中にインドの都会から離れた小さな村の子供たちが、

どうやって学習するか、という内容のモノがありました。

(3話目のSugata Mitra氏のプレゼンです)

スガタ・ミトラ「クラウド上に学校を」
http://www.ted.com/talks/sugata_mitra_build_a_school_in_the_cloud.html

デヴィッド・スタインドル=ラスト: 幸せになりたいなら 感謝しよう
http://www.ted.com/talks/sugata_mitra_the_child_driven_education.html



「適切な環境を与えてあげて、あとは後ろで見守るお婆ちゃんがいればいい」



というモノ。

ほとんど端折ってしまいましたが、(ぜひ見てくださいね)



ぼくは小さな村の子供たちの驚くような学習効果に目を見張っていました。

サッカーの現場を思い描きながら大きく、うなずいてもいました。

私たちの想像をはるかに超える子供たちに、誰かが教えるなんてできないと・・・





子供は失敗を恐れません。

失敗という言葉はないのかもしれない。

ただ自らがやってみるだけ、チャレンジしてみるだけ。




その繰り返しが、独自の創造性を生み出すのでしょう。

何度も何度も転びながら、歩き方を覚える子供の姿を想像してみてください。

失敗を恐れない子供たちは、学びの天才です。




スペイン代表のお爺ちゃんも

きっと選手たちをとことん信じて、見守ってくれたのでしょう。





最後にチャビのルイス アラゴネス氏への手紙の一部を引用します。





「辞書の中のフットボールという言葉の横には、

ルイス(アラゴネス)の写真が添えられるべきだろう。

彼はフットボールを熟成させた。そして、フットボールは人を成熟させる。

ミスター、永遠に。あなたの全てに感謝します」





フットボールとは思いがけないことの連続です。

そして、思いがけないことが創造性を生み出す。


思いがけないことをとことん面白がった粋なルイス アラゴネス氏のご冥福を

心から祈ります。


以上 H氏のブログより シェアさせていただきます。

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