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<<   作成日時 : 2014/01/14 11:31   >>

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「負けたチームのためにも勝ちますよ」の言葉。

自分を自ら美化し、

自分の自尊心だけ満足させ、

「勝利の優越感」を陶酔するにはいい言葉だ。

こんなこと言ってインタビューに答える選手のいるチームが稀に見る。


が、

全力尽くし幸運にも勝利を得たチームのメンバーが相手を認め、

口にする言葉ではない。


負けたチームや選手はその瞬間から、

足りないことを認め、

次の目標に向かうのであって、

自分の夢を勝者に託す訳はないはずだから。


そもそも

夢は他人に託すものではない。

親であっても

子に自分の夢を託すのは彼の人生を尊重しない不見識なものだ。

大人は自分が自分の夢を追うことによってのみ子に尊敬されるのだ。

親でもそれはまったく同じだ。


夢を追いかけている同士の対戦であるから、

その結果が勝利でも敗北でも、

相手をリスペクト出来るのだ。

力はどんなに違っていても、

互いにライバルであることを認めるから良い試合ができ、

お互い、結果いかんを問わず称賛しあえるのだ。


勝利時の我を見失った奢りと、

敗北時の言い訳は、

結果が違うだけで、

まったく同質なものだ。


同じチームの先輩が、

自分にできるだろうかというほどの努力を続けたが、

叶えられなかった夢なら、

ずっと見てきたその日々があるなら、

その口惜しさを自分に重ね合わせ、

今日からの自分たちの日々の指標にすることはできる。


違うチームで日常を見ていない他チーム選手たちの敗北の悔しさ。

その苦労、

質や思いを理解したかのように振る舞うことは、

とんでもなく不遜な発想なんだ。

だから勝利した相手だけでなく、

敗北した相手をそれ以上に敬う必要があるんだ。


そして、

勝ち負けは別にして対戦したチームの良いところを探し学ぶことだ。


そのサッカー全国でも称賛を得た高円宮杯全国準優勝の年代。

高円決勝の翌週から続いて行われた選手権県予選、清商戦だった。

絶対的優勝候補で、「負ける要素がない」とほとんどの人が思っていた。

力の差は大きいとだれも思っていた。

それは相手もみんなそうだと公言していた。

雰囲気も、草薙球技場はそういう空気で満ちていた。

何よりも悲劇的だったのは選手自身がそう思っていたことだ。

そして試合前の選手はこう言っていた。


「油断するな」と。

これは勘違いが大きくチームに浸透した事を表していた。

「試合に挑む思い」の差がそこに表現されている。

負ける要素がないと相手を尊重できないとき。

そういうときには必ず勝利の神は驚きの結果を用意する。


会場もその結果にどよめき驚いた敗北後、

勝利した清商の選手が中学時代からの友人の選手に歩み寄りこう言った。

「ごめんな。本当ならお前達が勝った方がよかったと思う。お前らなら全国優勝できるから」と。


その言葉で、勝利の神の真意を理解できた。

また、相手が勝利した理由も同時に。

「全国準優勝の経験。

幼稚にも自分たちは、相手をリスペクトして試合に臨めていなかった。

ひたむきに挑戦してきた彼らの勝利、試合前からこの結果は用意されたものだった」と。


そういう良きライバルが言ったリスペクトの言葉の真意を受け止め、

その苦痛の結果を甘受し、

自らを見直すことを、

多くの人や選手はその後の人生の確かな力にする。


そういう苦渋の経験を力にできる者たちこそが、

人生の勝利の枢軸を離さぬ者になれる。

勝利した彼らは決して「君たちの分も頑張る」とは言わなかった。

対戦相手を尊敬しているから。


だから

「負けた君たちの分も頑張るよ」

との自分を見失った言葉を吐く

「友情ごっこ」

の勘違い野郎を見たら

「ニセモノ」

と認識しろ。


それは

「震災の被災者に俺のサッカーで夢を与えてあげます」

と吐く選手と同様で、

相手のことを心寄せることができない、

自分を見つめることができない資質なんだ。


昔、「幼稚な女々しい青年」をどん叱ってくれ、

ぐちゃぐちゃにしてくださった大人はそこここにたくさんいた。

それに反発しながら、

若者は無責任な小僧から男らしい男になっていった。

「人生一生懸命な奴が生き残るのであって、

カッコつける若造が生き残るわけがない」。

シュプレヒコールが日本一うまいと思っていて、

それが革命運動だと勘違いしていたカルイ自己陶酔野郎は「広い現実と世界」が救ってくれた。


以上

共感するのは私だけでしょうか? シェアさせていただきます。

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