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<<   作成日時 : 2013/06/27 10:53   >>

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自主練習への適切な誘導も必要

サッカーにおいて、我々は選手の成長に関する要素を4つのカテゴリに分類している。


技術、戦術、フィジカル、メンタルの4つだ。


選手の能力やその成長について検討する時には必ずこの4つの要素が考慮に入れられるが、

5番目の「環境」というカテゴリは見逃されてしまうことも多い。

そしてこの「環境」は、運によって大きく左右される部分でもある。


私自身の家族を例にとって、この重要な要素を検証してみよう。

私には4歳と7歳の2人の息子がいる。

日本やアジア諸国の多くの家族がそうであるように、子供たちの日常生活の面倒を見ているのは母親だ。

自分の子供たちがサッカーをプレーすることに関して、母親たちがどういうことを考えているかを見てみると面白い。


子供が初めてサッカーを経験するのは幼稚園であることも多い。

日本では多くの幼稚園が、外部の業者に委託する形で子供たちへの運動教育を行なっている。

こういった業者は、保育時間外にも参加を希望する子供たちに対して様々なスポーツ教室を開催していることもある。


我が家の息子たちの場合、そういった形でのサッカー教室に多くの子供たちが参加していた。

コーチたちはサッカーの指導についてほとんど知識があるわけではなかったが、

母親たち、特に若い母親が子供たちの受ける指導のクオリティーそのものについて気にすることはまずない。

自由時間であれ何であれ、子供たちがあと1時間幼稚園に残って楽しく遊んでいる様子を見ながら、

自分はグラウンド脇で他の母親たちとおしゃべりして過ごすことができればそれで満足ということだろう。


サッカー教室の姿を借りた運動教室の他にも、このような幼稚園での活動が発展していく例は数多く見てきた。

その一方で、クオリティーの高いサッカースクールの多くが、

マーケティング面での洞察を欠いているために生徒を集めるのに苦しんでいる。



幼稚園のプログラムは決して質の高い指導を提供しているわけではなく、子供たちに楽しみを提供している。

子供たちがハッピーであれば母親もハッピーだ。そしてアジアにおいて、母親の持つ影響力は非常に大きい。


たまに父親がその場を訪れて、そこで行われていることに驚いたとしても、

あえてそのプログラムから子供たちを引き上げさせようと提案することはない。


母親にとっても子供にとっても、新たな友人たちのサークルはもうでき上がっているのだから。

問題は、子供たちがボール扱いを身に付けることができなければ、彼らはいずれ落ちこぼれていくということだ。

勉強において適切な指導を受けられない子供が落ちこぼれていくのと同じことだ。



子供が大きくなって、ボールを扱う技術が身に付いていなければ、

彼らはプレーに退屈し、不満を募らせ、モチベーションを低下させていく。

その結果サッカーをやめてしまうこともある。


世界最高のコーチを雇ったとしても、選手自身がボールを扱うことができなければ、教えられることは多くはない。


大事なポイントは、クオリティーの高いプログラムは存在しているということだ。


だが、小さな子供たちが何を必要としているかを特定するのは両親の役割となる。

ストップ&スタートや方向転換、そしてボール扱いといった基礎的なことを教われないとすれば、

その子は正しくない環境に置かれているということだ。

小さな子供たちの練習は、その毎回に技術的な要素が含まれていなければならない。


日本のU−12の各クラブチームも同様の問題を抱えている。

週に2回や3回、2時間半ほどの練習を行うというチームは多い。

大半のチームはスタッフ不足なため、コーチが指導をすることよりも、子供たち同士でお互いにやり取りをさせることに重点を置いている。


私の息子のクラブの場合、平日はいつも60人もの選手たちに対して2人か3人のコーチがいるだけだ。

それこそが、私たちが日本で補完的なサッカースクールを始めた理由だ。

クラブレベルでは行われていない、技術面の向上に重点を置くということだ。

だが、子供たちをそういうスクールに通わせることが不可能な場合でも、やれることは色々とある。

親たちは子供と一緒に問題に取り組み、彼らが自分たち自身で練習をするよう促すことが必要になる。

結局のところ、偉大な選手たちのほとんどは、指導者のいない状況でも自分たちで、

あるいは友人たちと一緒に練習してきたのだから。

練習への意志と反復こそが何より大事だが、何を練習するかもまた重要だ。


世界中のサッカー連盟が、指導者を教育することに多くのエネルギーをつぎ込んでいる。

これは非常に重要なことではあるが、
同時に「親を教育すること」と、

子供たちに自主的な練習を促すようにすることにもエネルギーとリソースを費やすことが必要だ。


技術を得られる道筋が数多く存在する中で、子供たちを正しく誘導することは、

日本において状況を一変させる要因となってきた。


by トム・バイヤー氏

“トムさん”の愛称でおなじみのU−12サッカーコーチ。

すでに20年近く日本やアジア各国で指導者として活躍し、これまでに延べ50万人以上を指導した実績を持つ。

2008年からは自らが日本に紹介し、15年に渡り普及に努めた「クーバーコーチング」を離れ、独立。

(株)T3を設立し、さらに精力的にサッカー指導と、啓蒙活動に打ち込んでいる。


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子どもたちの社会性を養うべくボトムアップ理論の大切さも…

技術も大切だし、人間性の育成も…

答えは、永遠に…

トムさんの言われることの融合が、私の現在の位置かな!?

技術をどうチームの中で生かすのか… なぜ、技術を身につけるのか?

ということ… 詰め込むのではなく… 仲間を感じながら… 

相手(仲間・チーム)=“人”が存在するなかで、力を発揮するということ。

当然、コミュニケーションも… だから、池上さんが推奨される相手がいる中での

技術習得のサポートを… 『問いかけながら…』

トムさんと共通するのは…

『20年以上にわたって変わっていない私の哲学は、

トップクラスの選手を向上させていくために最高の方法は、

最も下手な選手たちを上達させることだというものだ。』


そういった層が最も上手な選手たちを押し上げ、

全体的な選手層を厚くしていくことにつながるからだ。


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