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zoom RSS 『決定力不足』という言い訳にサヨナラを〜 あるブログから

<<   作成日時 : 2013/04/19 00:01   >>

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『決定力不足』という言い訳にサヨナラを 〜

決定力を個人技頼みにしないための戦術的アプローチ〜(後編)

[戦術的アプローチ1]ゴールの可能性を広げるリッピとビエルサの戦術

ファーサイドシュートの約束事
(実は、李氏からも同様なことを…)

 前編に続き、次は戦術的なアプローチを試みる。

前述したように、ゴール前は相手の激しい抵抗を浴びるエリアであり、きれいに崩し切ることは容易ではない。

 時間とスペースが限られているのなら、攻撃側はそれを上回るスピードを発揮しなければならないだろう。

キーワードはオートマティズムだ。

過去にユベントスやイタリア代表を指揮したリッピ監督は、

「シュートは必ずファーサイドに打て」というチームの約束事を作ったという(図1参照)。

画像

図1

その意図は主に3つある。


1.GKが逆モーションになる 

シュートを打つ選手に対して、GKは二アサイドへ移動する。

そのときGKが構えを作る前にファーサイドへシュートを打てば、逆モーション(逆を取られる形)になって反応するのが難しくなり、ゴールが決まりやすい。

2.ゴール前にボールがこぼれやすい 

ニアサイドにシュートを打った場合、GKがはじいたボールはコーナーキックになる可能性が高いが、

ファーサイドでGKがはじいたボールはゴール前にこぼれやすい。

また、シュートコースがファーサイドとあらかじめ決まっていれば、味方は予測して走り込める。

3.枠を外れても、味方が押し込むチャンスがある 

ニアサイドに打って枠を外れた場合はノーチャンスだが、ファーサイドに打って枠を外れた場合は、

大外から走り込んだ味方が押し込む可能性がある。


 シュートコースに関してあえて状況判断の要素を削ったことで、選手が迷いなくプレーできるという側面もある。

このような戦術的なオーガナイズも、チームの決定力を高めることに寄与するだろう。

イタリアサッカーの得意分野でもある。


さらに、11-12シーズンからアスレチック・ビルバオを指揮するビエルサの指導も面白い。

まずは図を見てほしい(図2参照)。

画像

図2


 ペナルティーエリアとゴールエリアの角を結んだ線。

これはビエルサがトレーニング中に引いた線である。これが何を意味するのか?

 本人は何も語らないので推測にはなるが、どうやらこれはゴールへの判断基準を示すものらしい。

つまり、このラインよりも外側にポジションを取ってしまうと、角度が狭くなってシュートが決まる可能性は著しく下がる。

このラインの内側に沿うようにゴール前へ侵入し、

それがボールとのタイミングで外側にポジションがズレた場合は、無理にシュートを打たず、

中央への折り返しに切り替える。


その判断の基準として、このような線を引いて可視化したのではないかと考えられている。


 リッピの約束事と同様に、判断基準があるおかげで、

味方は中央への折り返しを予測して走り込むことができ、ゴールへの厚みも生まれる。


決定力を高めるための見事な戦術的アプローチと言えるだろう。

以上

ご参考までに…

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