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<<   作成日時 : 2012/10/18 17:11   >>

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アスレティック・ビルバオのパスサッカー&個人技

You Tubeより

http://youtu.be/Qv4pDa9TSH8

2011〜2012シーズンのアスレティック・ビルバオが、非常に面白いサッカーをしています。

個々の技術が非常に高く、全員が連動してのパスの繋がりが凄いです。

ミスも沢山ありますが、発想力のあるプレーに何度もトライしてくれるので、見ていて楽しいです。

Enjoyサッカー なべ


■育成年代のサッカー新聞が成立するビルバオ

紙面にはプロを目指す選手はもちろん、

それぞれの町クラブでサッカーをプレーする子どもたちの公式戦の様子が掲載されています。

しかも試合のスコアだけでなく、

この新聞の編集部では試合を行ったチームの両監督などに対して電話インタビューを行い、

その試合で活躍した選手を紙面に記載しているそうです。


プロサッカーの情報ならともかく、

育成年代のみを取り上げるような新聞はスペインでも珍しいとのこと。

このような新聞がビジネスとして成り立つ背景には、ここビスカイヤ県ならではの文化が大きく関係しています。


ビスカイヤの県都はビルバオ。

リーガエスパニョーラに所属する、アスレティック・ビルバオがホームとする都市です。


みなさんもご存知かもしれませんが、

アスレティック・ビルバオには選手獲得に関して鉄の掟があります。

ビルバオに入団する選手はバスク人であるか、

あるいはバスクに縁のある人間でなければいけません。

現代のサッカークラブは世界中から選手を補強するのが当たり前になっていますが、

ビルバオは地元バスクの選手ばかりで構成されているのです。

しかもその鉄の掟を自らに課しながら、

リーガエスパニョーラの歴史の中で一度も2部に降格したことがないという素晴らしい記録を守っています。


『CANTERA DEPORTIVA』という珍しい新聞が成り立つ背景には、

アスレティック・ビルバオに入る資格を持つ地元の子どもたちに自然と視線が集まりやすいという、

ビルバオ地域ならではのサッカー環境が関係しているのでしょう。


■たとえ“やれ”と言われても、スペインの子どもたちは納得していなければやらない

先月、筆者はそのビスカイヤ県のビルバオで行われた育成年代の町クラブの公式戦を実際に取材してきました。

その試合はポルトゥガレーテというクラブのU−16チーム。

日本人の岡崎篤さんという指導者が監督を務めるクラブです。
 

「スペインの子どもたちを指導するのと、日本の子どもたちを指導するのは何か違いがありますか?」

筆者が上記の質問を投げかけると、岡崎さんは次のように語ってくれました。


「スペインの子どもたちは、たとえ監督が”この練習をやれ”と指示を出しても、

その内容に納得していない場合はやろうとしません。

それでも強引にやらせようとすると、”僕はここではプレーしない。

他のクラブへ移籍する”と言われてしまいます。

だから私は、“なぜこの練習をやるのか”という目的を必ず選手に説明しますし、

納得してもらうためには理論武装をする必要もあります。

こちらでは、選手と監督は常に対等の立場。

たとえ、子どもと監督の年齢が何十歳も離れていてもそれは変わりません」

このような話は、日本では想像もつかないことではないでしょうか?

日本の場合、監督と選手、

あるいは大人と子どもの間には上下関係がはっきりと構築されており、

子どもは大人が言ったことなら納得していなくても従順に遂行する傾向があります。

ところがスペインでは全く違うのです。

U-16くらいの年代になれば、完全に大人として扱わなければいけません。

彼らは毎日、監督に対して試験をし、その監督がどこまで許すのか、

何をゆずらないのかをチェックしています。


監督が選手に対して甘い顔をして何でもかんでも許せば、

選手たちは好き放題にプレーするようになり、監督の言うことを聞かなくなります。

かといって、納得させないまま強引に指示をしても、

やはり上記で説明したように選手は言うことを聞かないか、クラブを離れてしまうでしょう。

監督には自立した個性をまとめる組織のリーダーとしての資質が求められます。

「僕はこのチームを率いたばかりです。

今、選手たちと信頼関係を築く前に、

彼らの欠点ばかりを指摘するような指導をすれば、誰も僕にはついてきてくれないでしょう。

また、こちらの地域では、学校の試験期間に練習参加率が低くなることは文化となっているので、

それは監督として認めなければいけません。

逆に、少し旅程をアレンジすれば試合に来ることが出来たはずの選手が、

例えば家族旅行を優先して来なかった場合、

次からその選手の扱いをどうするかなど、日々悩みながら指導をしています」

岡崎さんはスペインに来てから、サッカー監督という仕事に対する考え方が変わったと言います。

サッカーはあくまでも選手が主役。

監督はそれを妨げる存在で あってはいけません。

このような話を聞けば、

大人の言うことに従順に従ってくれる日本の子どもたちを指導するほうが簡単かもしれません。

しかし、どちらが結果を出しているのかといえば、難しいところではないでしょうか。

監督がうまく選手をコントロールして信頼関係を築くことができれば、

スペインの子どもたちはピッチの中で自己主張をし、自分の特長を発揮することにかけては優れています。

一方、日本の子どもたちに言うことを聞かせるのはスペインに比べれば簡単かもしれませんが、

実際の試合になったときに彼らが自立した選手として特長を出してくれるかと言えば、

そうではないことも往々にあり得ます。

また、彼らは大人に対して納得したフリ、理解したフリをします。

そうやって騙された大人の指導者は、

なぜ実際の試合で彼らが教えたはずのことができていないのか、首をかしげることになるでしょう。

この辺りは一長一短なのかもしれません。

スペインの子どもと日本の子ども、どちらが正しい姿と断定するつもりは毛頭ありませんが、

グローバル化が進む昨今、このような違いを知っておくのも、

次世代に生きる子どもたちを育てる立場として必要なことではないでしょうか。

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