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zoom RSS イングランドの若手育成事情〜

<<   作成日時 : 2012/05/31 09:25   >>

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香川選手がマンチェスターUとの契約という記事が…

本当に嬉しいNEWSです。

そんな中、私たち、指導者は、まだまだ学ぶ姿勢を大切に…

サッカー界でも「学ぶことをやめたら指導者をやめなければいけない」という有名な言葉がありますが…

と思うので…


不足するコンタクト・タイム

 イングランドの最高レベルがいかに「世界標準」から遠いのか。

それを思い知らされたのが、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝だった。

マンチェスター・ユナイテッドがバルセロナに一蹴されたこの一戦は、世界最高レベルで戦うには何が必要なのかを冷徹に伝えている。

スコアは3-1。

それ以上に6-0というCKの数が、バルサの圧倒的な支配力を示していた。


 この試合で、バルサはユース出身選手を7人もスタメンに並べた。

対するユナイテッドの生え抜きは、37歳のライアン・ギグスのみ。

アレックス・ファーガソン監督はバルサの育成システムを手放しで称える。


「我々は1日に1時間半しか子供たちを教えることが許されていない。

バルサのコーチは、その気なら1日中でも教えていられる。

これは彼らの大きなアドバンテージだ。

何年先になるかは分からないが、イングランドでもより長い時間、子供たちをコーチできるようになっていることを祈る。

サッカーの基本や応用テクニック、それにボールをキープし続けるための自信をたたき込まないと」


 ファーガソンが語る「コンタクト・タイム」(コーチと接触する時間)という言葉が、

育成関係者の間で注目され始めている。

コンタクト・タイムを増やさない限り、イングランドがライバル諸国に追いつくことはできないというのが専門家の一致した見解だ。


 例えば、スペインの子供たちは、9歳から21歳までの間に4880時間のコンタクト・タイムを得ている。

オランダとフランスは更に長く、それぞれ5940時間と5740時間。

それらに対してイングランドのコンタクト・タイムは3760時間に過ぎない。

しかもこれは92のプロクラブのみの数字で、草の根レベルのチームの状況は更に深刻だ。


「ウチの12歳の長男は、既にフルサイズのピッチで11人制のサッカーをしている」と三児の父親であるミルズは語る。

「バカげているよ。

小さなピッチを使えばもっとたくさんプレーに参加できるのに、これではろくにボールにも触れない。

プロだってフルサイズのピッチで練習することはまれなのに、なぜ11〜12歳の子供にそれをさせるんだ

 ミルズはまた、イングランド特有のサッカー文化が、高い技術と知性を持った選手を育てる障害になっていると指摘する。


「優秀なコーチやボランティアが若年層の育成を担ってくれてはいる。

しかし、彼らの多くは勝利至上主義だ。

目先の勝利にこだわるあまり、大柄な子供ばかりを試合に出す。


私としては、むしろウチの子には高いスキルやパスのうまさを身につけてほしい


8歳の次男などは、かつての私以上に多彩な足技を持っているが、

それをゲームで試み、失敗などしようものなら怒鳴りつけられるんだ。

誉められるのは、激しく当たり、ボールを遠くに蹴り飛ばす子だ。

これではどんな子だって、人と違うことにトライする気をなくしてしまうよ」


ミルズは更にこう続ける。

「コーチや父兄の意識を変え、勝利だけがすべてではないと教えなければならない。

『楽しむことが第一だ、子供たちに自分を表現させろ』とね。

私は地元のU-7とU-8のリーグのコーチや父兄にこんな電子メールを送った。

GKにはロングボールを蹴らせず、スローイングでつながせたらどうかと。

でも、その反応に愕然としたよ。

ある返信には『ロングボールはイングランドサッカーの伝統だ。

ロングボールのトラップや対処法を子供たちに教えることが重要なんだ』とあった。

どこの惑星の住人なんだろうね」



スペインとイングランドのユース育成を比較すると、両国の文化的差異がよく分かる。

『バルサとレアル/スペインサッカー物語』を書いた作家のフィル・ボールは

、4年前に息子のハリーをレアル・ソシエダの育成組織に入れた。

今や15歳となったハリー少年は、シャビ・アロンソやミケル・アルテタを輩出したクラブの育成チームで、セントラルMFとしてプレーしている。


そのハリーが昨年、あるイングランド2部のクラブのトライアルを受けた。

そこでの経験は、父親のボールを大いに面食らわせた。


「そのクラブは代々、いいサッカーをするクラブだった。

ところがハリーがボールを持つたびに、前線にボールを放り込めと指示が出た。

横パスを出すと怒鳴られるんだ。

スペインではボールキープやスペースの創出、方向の転換が重視される。

常にボールが向かう方向を変えないと、逆に怒鳴られるんだ」


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コンタクトタイムという言葉を初めて聞いたが、指導者と選手の接する時間のことをいうそうです。

スペインでは9−21歳までの間4880時間、

さらに多くオランダ・フランスは5940時間、

イングランドでは3760時間だそうです。


この数字と育成のレベルは非常に納得できます。


イングランドはスペインなどの国と比べて、育成年代における指導者が選手に関わる時間が少ないとことが問題として挙げられています。

ヨーロッパで育成が進んでいるスペイン・フランス・オランダの多くのクラブでは学校と良い関係を結ぶことにより、

より多くの練習時間を割いています。

しかし、このコンタクトタイムの問題は、日本のJリーグ下部組織にも言えることです。

中には、ユースレベルでは全寮制で取り組まれているところも…(サンフレ・サンガetc)


街クラブでも、限られた環境の中での試みが必要な気がしています。

学校の担任の先生方とのコミュニケーションは当然だと思うし…

サッカーだけという考えでは…?ですね


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エリートプログラムの問題から〜


「エリート育成プログラム」は、プレミアリーグのクラブから支持を集める一方、

下部リーグのクラブからは大いに批判されている。

アカデミーを4つのカテゴリーに分けるこの計画においては、

プレミアリーグのクラブが今以上に選手を集めやすくなるからだ。

才能ある子供たちがトップクラブに籍を移すことで、

30〜40の下部リーグのクラブがアカデミーを維持できなくなるのではないかと懸念されている。


「エリート育成プログラム」によって、片道90分以内の距離に住む選手と契約するという現行のルールも緩められそうだ。

この点もまた、全国にスカウト網を持つトップクラブに有利に働く。


 フットボールリーグのグレッグ・クラーク・チェアマンは、

「我々が切り捨てられることは、イングランドにとって大きなリスクになる」と語り、

昨夏のU─21欧州選手権に参加した代表の中に、13人の下部リーグのアカデミー出身者がいたことを指摘する。

こうした議論の行き着くところは、いつもの通り、金だ。

「フェルナンド・トーレスの移籍金の5000万ポンド(約67億5000万円)があれば、フットボールリーグの全クラブのアカデミーを1年間、維持できるんだ」とはクラークの言葉だ。


 予想されたことだが、FAとプレミアリーグは、素早くフットボールリーグの不安解消に動いた。

「全員で同じ方向に進まなければならない」と、ロディは言う。

「それは簡単なことではない。

私はプレミアリーグの20クラブだけを心配していればいいが、フットボールリーグには72のクラブがあるんだ。

だが、ここまで関係者全員と詳細かつ実際的な交渉を重ねてきて、合意は近いと信じている。

フットボールリーグ側も、ユース育成の責任者としてデイヴィッド・ウェザロール(元リーズのDF)を迎えた。

これは彼らがユース育成やアカデミーの維持に真剣に取り組む兆しだと思う」


 理論的には素晴らしい構想のようだ。

だが、イングランドサッカーに長年浸透してきた文化的な問題は、現在のアカデミーの中にも明らかに存在する。


 ミルズは言う。

アカデミーのコーチたちは、いい選手を育て、チームを勝たせなければならないという強いプレッシャーに晒されている。

そのため従来の常識に固執しがちだ。

だからアカデミーは大柄でパワフルな選手とばかり契約する。

テクニックは年齢とともに身につくだろうと祈りながらね。

小柄だが初めからテクニックのある選手に賭けてみようとはしないんだ」

以上


街クラブだからこその取り組みに「こだわり」をもって取り組みたいものです。

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