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zoom RSS 「仕事にも、ゲーミフィケーションを」

<<   作成日時 : 2012/02/01 21:22   >>

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「仕事にも、ゲーミフィケーションを」  by 中島克也氏
 
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 ゲームには「魅力」があります。

 人をのめり込ませる「力」があります。

 没頭して、あっという間に時間が過ぎてしまう感覚。

 それが、ゲームがもっている魅力です。

 
 私の息子もご多分にもれず、ゲームにはまっています。

 宿題を後回しにすることはあっても、ゲームを後回しにすることはありません。

 
 ゲームに没頭してしまうということは、とどのつまり、リアルの世界よりも、ゲームの世界の方に
 
より魅力的な要素があるからでしょう。
 
 では、どうしたら、勉強にも仕事にも、もっともっと夢中になったり、没頭することができるのでしょうか。

 
 このゲームの「魅力的な要素」を勉強や仕事に活用するヒントが、先日のNHKのクローズアップ現代
 「ゲームが未来を救う!? 〜広がるゲーミフィケーション〜」で紹介されていました。

 
 番組によると、人々を楽しませ、夢中にさせるゲームの手法やノウハウを“ゲーム以外”の分野に活用していこうという動き「ゲーミフィケーション」が、急速に拡がっているとのことでした。
 



 ・若者の車離れにあえぐ自動車業界では、運転技術を採点し、ドライバー同士で競わせる機能を搭載した新型車が登場


 
 ・米国では、タンパク質の構造解析をゲーム化することで、科学者が10年以上解けなかったエイズ治療のカギを握る酵素の構造が3週間で解明
  
 
 また、企業の仕事の場面での事例も紹介されていました。

 
 笑顔が素敵なメンバーには「スマイルバッジ」、情熱的なメンバーには「熱血バッジ」、チームワークを促進した人には「絆バッジ」と、社員が、お互いにひと月に20個を贈ることができます。



 仕事の成果だけでなく、その成果を生み出すための努力や行動、貢献などをお互いに認め合い、励まし合う仕組みにより、互いのモチベーションを高めるというもの。
 


 こうした事例がメディアで大きく取り上げられることは、本当に嬉しいことです。

 
 というのも、15年も前から「職場活性化や変革プロジェクトは、”ゲーム感覚”で取り組むとうまくいく」ということを成功事例とともにお話しても、

 
 「それは特殊な事例でしょう」とか、「そもそも、ゲーム感覚で仕事をするだなんて、おふざけすぎる」

 
 と、ゲームの要素を仕事に持ち込むことに違和感を覚える企業担当者の方も多かったのです。

 
 しかし、こうしたゲーム感覚を「現実から逃避するもの」とネガティブな側面から片付けてしまうのではなく、

 ゲームの持つ「やる気を引き出すテクノロジー」を「リアルな世界にうまく組み込み、一人ひとりのやる気を引き出すものにしていく」というポジティブなものとして興味、関心がシフトしはじめたことには感動すら覚えます。


 
 いまや、生まれた時からゲームに囲まれて育った世代がオフィスに占める割合が増えています。

 
 お金を貯めるだけや、出世をするためだけではやる気にならない、、、、という世代です。



 そもそも、そのことにリアリティがない世代と言えます。

 このような流れは、より一層加速していくのだと感じます



 
 さて、これから仕事をゲーミフィケーションしていこうと思われた方も多いと思いますので、その際の留意事項を下記に挙げていきます。

 
【目標や課題が明確である】
 まず、「ゲーミフィケーション」されたことを実行する目的が参加者(職場メンバーやプロジェクトメンバー)に、しっかりと共有されていることが必要です。

 特に、最初からのメンバーよりも、途中から転入してくる異動者には、意図や背景を説明せずにゲームに参加させると違和感を感じたり、ゲームに心から参加できずにいたりと「冷めている」存在になってしまいます。

 
【ルールは皆で決める】
 目標や課題を成し遂げるためには、どんな行動や成果が評価されるのかが明確である必要があります。
 
 いわゆるゲームのルールなのですが、そのルール自体が誰かから押し付けられるのではなく、参加者自身が作る方が好ましいでしょう。
 
そうすることによって、他人事ではなく、自らが参画している、という気持ちが高まります。
 


【「フィードバックループ」が確立されている】
 ゲームで一番重要なのは、今自分がとった行動が「効果があったのか、なかったのか」について瞬間的に分かるというところ。
 
 つまり、フィードバックを即座に受けることで、学習と成長が加速します。
 
 人は、実に自己成長に貪欲な生き物ですから、その仕掛けがないと、頓挫していきます。

 
【人と人との交流がある】
 参加者同士でお互いが励まし合う場があったり、時には、参加者同士の健全で適度な競争の仕掛けがあったりすると、さらにゲームは加速します。
 
 孤立させるのではなく、かといって過度な刺激をしすぎない。

勝負にならないほどの圧倒的優秀者を目の前にすると、意欲が萎えることもありますから。


【常に、バージョンアップを心がける】
 「仕掛けて終わり」ではなく、ときにルールを「修正し、バージョンアップし続けていく」ことが重要です。
 
なぜなら、どんなゲームでもあっても、必ず「飽き」がきます。
 
 脳は、同質の刺激がつづくと飽きてしまいます。

ですから、同じルールで楽しめるのは数か月で、その後は、何かしらの工夫をしないと続かないことが多いのです。

 こうした動きが広まり、根付いてくると、今までの仕事への印象や取組み、態度ががらりと変わりはじめることでしょう。


 より多くの職場で、多くの企業で、ゲームの世界で没頭するかのごとく、リアルな仕事で没頭し、心の底から愉しんでいる姿が広がっていくのではないでしょうか。

 
 さあ、あなたは、どの仕事からゲーミフィケーションしてみますか?

ご参考までに…

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