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<<   作成日時 : 2012/02/08 20:44   >>

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子どもに自分で考えさせる上手な『叱り方』

■叱る時にはまず始めに、自分の怒りを静める

『叱る』の目的は、相手に問題点に対する「気づき」の機会を与え、改めさせること。

例えば、試合でミスをした時「何でいつも同じミスをするんだ!」と言っても、ミスをしたことは自分でも十分承知しているので「そんなこと、わかってんだよ!」と逆に腹を立てられてしまいます。


『叱る』の第一歩は、相手の状況を受け入れること。

相手の状況を受け入れることで、感情的に『怒る』ことはなく、冷静に『叱る』ことができます。

いつもと同じミスをしてしまったということを理解した上で、「どうした、お前らしくないミスだな」と言えば、相手は問題を受け入れ、「集中力が切れてしまって…」などとミスに対する原因を考え、「次からは大丈夫です」と改めることができます。



逆に、「何やってんだ!?」などミスをした結果に対して言われても、相手はその結果をどうすることもできません。それでは建設的なコミュニケーションにはつながらないのです。


【良い叱り方】

●コーチ:どうもミスのパターンが同じだな。どうした?

●選手:相手に寄せられるとつい焦ってトラップがうまくいかないんです。

●コーチ:そうか・・・、じゃあ一緒に練習で改善していこうな。



【良くない叱り方】

●コーチ:なんでいつも同じミスをするんだ!

●選手:そんなこと言われなくても分かってるし!(シャットアウト)


■他の人との比較はNG

『叱る』時は、ミスをしたことではなく、ミスを反省しない姿勢、他人のせいにしている姿勢、ミスを起こしたことに気づいていないことなどを指摘します。

決してミスをしたという結果について、あれこれ言ってはいけません。

また、「○○君だったらあんなミスはしないのに」や「○○君がシュートしていたら勝てたな〜」などと、

他の人と比較しては絶対にダメ。

特に他の選手がいるところで、比較をしてしまうと、チームワークや信頼関係を崩す原因にもなります。

ミスが起きるのはチャレンジした結果と受け止め、チャレンジしたということはほめます。

そして、失敗から学び、這い上がって来るのを待ちましょう。


また、性格的欠点や人格を否定することもNGです。

相手は感情的に拒絶してしまい聴く耳を持てなくなってしまいます。


■I messageで話をする

ミスに対して、「私はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」などと、相手に答えを求められる話し方をされると、「どうだろう?」と考えることができ、「そうか!」と原因に気づくことができます。



また、相手に伝えたいことは自分を主語にして話すことを『I message』と言います。

例えば、「何回同じミスをするんだ!」と言うより、「同じミスを繰り返さないようにして欲しいと、私は思っているんだよ。

どうすればミスをなくすことができるかなぁ?」と言わると、素直に受け入れることができます。


さらに、I messageで話すと相手が同じミスを何度も起こすのは、自分の教え方に問題があるのではないか?

などと、相手を叱る原因が、実は指導力不足など別の原因にあることに気づくこともよくあります。


『叱る』という行為は、励ましの延長にあります。

子どもだからと上から目線にならず、同じ目線に立ち、間違いについては叱り、問題に気づかせ、良い方向へ導けるようにしていきたいですね。


■『怒る』ではコミュニケーションは成り立たない

コミュニケーションとは、人と人が互いに意見・感情・思考を伝達し合うことです。

サッカーの練習や試合中など、ついつい気持ちが入ってしまい、指導者や親が子どもを怒鳴ることはよくあることですが、怒鳴るとは文字通り『怒る』こと。

自分が怒っている時のことを思い出してください。

怒っている時は、誰かまたは何かに腹を立てているときではありませんか?

『怒る』とは、相手に自分の感情をぶつけていること。

自分の感情を一方的に吐き出すだけで、自分の意見、思考を伝えることは難しく何も答えは得られません。



一方、『叱る』とは、相手を正しい方向へ導くために何が良くないのかを「気付かせる」ことです。

なので、もし相手が何も気が付かないなら、それは『叱る』ではないのです。

叱ったことで相手が自分の悪かった点に気づき、もう同じことをしないと思えることが『叱る』というコミュニケーションです。


自分の気持ちを相手に伝えるために『叱る』ことは、コミュニケーションのひとつですが、『怒る』という行為では、コミュニケーションは成り立ちません。

厳しく指導をすること=怒るではないですし、ほめて育てる=甘やかすことでもありません。


【『怒る』と『叱る』の違い】

×怒る=相手に自分の感情をぶつける

○叱る=相手に成長・改善の気づき・機会を与える


■ポジティブな表現が成功の秘訣

人には感情ではどうすることもできない “潜在意識”があります。

試合で「ミスをするな!」「負けるな!」という声かけは、潜在意識にとっては「ミスをしろ」「負けろ」の同義語。

「ミス」「負ける」というネガティブな言葉が潜在意識に入り込むと、脳では「ミスをする」「負ける」というイメージが作られ、頑張ろうという気持ち(感情)とは裏腹に、潜在意識が失敗へと導いてしまうのです。


ですから、子どもたちには常に「勝利」や「成功」をイメージさせましょう。

周囲や本人がポジティブな表現を発していれば、潜在意識の中に成功のメカニズムが出来上がり、よい結果を生むことができるようになります。


ある電気店のトイレの張り紙で…

『いつも綺麗に利用いただきありがとうございます。』

そう、ある小学校の外の男子トイレでは…

具体的なイラストで、利用方法について…

いろんな伝え方があるのですね。 共通しているのは…

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