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zoom RSS 日本に創造性豊かな選手が育つ土壌はあるかB

<<   作成日時 : 2012/01/27 09:31   >>

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■海外でよりクリエーティビティを発揮した香川真司

「まずは創造性が育ちにくい育成環境を変えるべきです」と話す池上氏は、

コーチが「笛」を捨てるなど、「決めごと」を減らすことを提案する【『サッカー批評』編集部】

ジェフのコーチが選手の「創造性」の乏しさを挙げ、池上自身も「クリエーティブな選手が出てこない」と育成の課題にしている。


 それでは、クリエーティブな選手とはどんなイメージなのだろうか。


 池上が挙げるのは、オシム監督の教え子だった工藤浩平(京都)、羽生直剛(FC東京)、そしてドイツへ渡ってからの香川真司(ドルトムント)だ。


「香川は日本にいるときからクリエーティブだったが、その持ち味が生かされていなかった」と言う。

例えば、セレッソ大阪での香川は、チャンスとみたスペースにどんどん走り込んだ。

ほかの選手と平気で重なっていた。

 オシム監督は選手がスペースで重なってもしからなかったそうだ。

「そこがチャンスなんだから」と納得する。

ただし、何度も同じことをすると「お互いの動きを感じてやれ」と口をとがらせた。

要するに学びなさいということだ。

「ところが日本人の監督は、なんで重なるの? としかります。大人でも、子どものサッカーでもしかる。

そうなると、選手は自分で考えて自由に動かなくなる」



 池上が言うように、香川がC大阪で重なることを否定されたかどうかは不明だが、その持ち味が100%生かされていなかったのは事実だろう。

ドイツのピッチで躊躇(ちゅうちょ)なくスペースに走り込みゴールを奪ってくる姿が、何よりそのことを物語っている。

香川は海を渡ってよりプレーする自由を獲得したのだ。


「なので、育成年代ではもっと選手に自由度を与えるべき。どんどん失敗させることです。

しかられると、人間は考えなくなる。

コーチからいちいちそこは右にパス!

 などと声をかけられて、その通りにする選手ではダメ。

そもそも大人がプレーを指示してはいけない。

大人の予測を裏切る子どもをどんどん作ってほしい」



 そう話す池上のジュニア世代に対する視点は、当然周囲と異なる。


 ジェフ時代、育成のエキスパートであるブラジル人コーチのジョゼと地域のトレセンメンバーのセレクションに立ち会ったことがある。

ほかのコーチが丸をつけた選手は、池上とジョゼが選んだメンバーとは見事に違っていたという。


 なぜなら、ほかの指導者たちはボールを持ってからのプレーしか見ていないからだろう。

さらにいえば、目立つ子、体が大きい、速い、ドリブルや足元がうまい子。

だが、二人の目に留まったのは、自分で考えて何かしようとする子。


チャンスとみれば躊躇なくスペースに飛び込むような「ミニ香川」に違いない。


 創造性の要素のひとつとして池上が挙げるのが、攻撃(アタック)時のモビリティー(流動性、活動性)。

これは香川の特長でもあるが、ジェフ時代に見たロシアの14歳選手のプレーが印象深い。

ポジションがディフェンシブな選手でも、チャンスと見ればどんどん前線に上がっていく。

要するにモビリティーが高い。

失敗を恐れず次々とチャレンジする。

コーチは選手の自由な発想を静かに見守る。

ゲームの勝敗ではなく、未来へつながる育成の本質を理解している様子がうかがえた。

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