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zoom RSS 自立へ内面を育てよう  環太平洋大学学長 梶田叡一氏

<<   作成日時 : 2011/12/16 10:38   >>

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子どもたちが本来持つ力を十分に発揮するために、意欲をどう育てればよいのだろうか。

子どもの自己意識に詳しい・環太平洋大学学長 梶田叡一氏より

子どもたちの意欲の現状をどうみるか?

ゆとり教育推進の時代は、子どもに「好きな時に好きなことをさせるのが良い」という風潮が広がり、子どもを尊重することは指導しないという誤解もあった。

昔も今も、教師の適切な指導なしに子どもから意欲が自然に出てくることはありえない。

指導する側が見通しを持ち、子どもの興味を引く教材や個手概念を崩す問いかけなど、あらゆる手立てを講じること。

昔から日本の教育が取り組んできたことを見直す必要がある。


 学習規律の重要性も見直されている。

勉強でもスポーツでも、秩序感覚が内側に育たないと集中して取り組めない。

あいさつや姿勢などの規律は、自分の持つ力や可能性を最大限に発揮するための基本だ。

強制ではなくきちんと取り組んで初めて力がつき、自信につながる。


 動機付けの方法はいろいろある。何を重視するべきか。

「面白いから」 「大事だから」 「やりがいがあるから」もいいが、成長にしたがって少しずつ、

「しなくてはならないから逃げずにやる」という気概も必要。

江戸時代の儒学者、熊沢蕃山は、「憂き事の猶ほ此の上につもれかし 限りある身の力ためさむ」と歌に残した。

戦後こうした姿勢は軽視されがちだったが、与えられた運命、困難に立ち向かうたくましさを育てたい。


 その強さはどうしたら育つだろうか。

受験や就職など、要領よく世の中の成功を目指すだけが目標になるような薄っぺらな教育観ではいけない。

子どもが本当に充実した人生を送るために、人間として自立し、自分なりの原理や原則を持って生きていく内面の世界を育てることが大事だ。

そのために、教師は子どもの内面が学習によってどう動いているか観察力を持ちたい。

幼い頃からの人間関係で自然に身につける道徳や倫理観、読書体験なども内面の世界の軸になる。


 奮闘する教師に一言。

かつて教師の仕事を「師道」と言った意味を思い出そう。

教える内容以上に、子どもたちは教師の人間性に「感化」される。

学習内容が理解できれば誰でも務まる仕事ではない。

子どもの関心を学習に引き付けるには、高い洞察力と専門性が要る。

教師は、誇りを持つと同時に、人間性を高める努力を続けたい。

まず、教師も親も、子どもの前では明るく元気であることが最優先だ。


かじた・えいいち(梶田 叡一)
1941年島根県生まれ。専門は、自己意識心理学、教育学。
兵庫教育大学学長、教育改革国民会議委員、中央教育審議会副会長などを歴任。
近著に『和魂ルネッサンス』 (あすとろ出版)、『自己を生きるという意識』(金子書房)など。


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